韓国 検事総長に停職2か月の懲戒処分 国政の混乱 収拾つかず #nhk_news https://t.co/AfuhObXhXF
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年12月15日
韓国では、ムン・ジェイン政権をめぐる疑惑の捜査を指揮してきた検察トップのユン・ソギョル検事総長と、ムン大統領から検察改革を託されたチュ・ミエ法相との対立が深まり、チュ法相は先月、監察妨害などを理由に、ユン検事総長に対する懲戒請求に踏み切りました。
これを受けて韓国法務省は、2回目の懲戒委員会を、15日午前から16日午前4時ごろにかけて非公開で開き、懲戒委員による議決の結果、ユン検事総長を停職2か月とする懲戒処分を決めました。
韓国で現職の検事総長に対する懲戒処分は初めてで、任命権者であるムン大統領が近く執行する見通しです。
一方、ユン検事総長は、チュ法相が選任したメンバーで構成される懲戒委員会は憲法違反だとして提訴していて、懲戒処分についても不服として法廷闘争を展開する構えです。
ムン大統領としては、支持率が就任以来最低の30%台となる中、優先課題とする検察改革の実現を急ぎたい考えですが、国政の混乱が収拾に向かうのかは不透明です。
#朝鮮半島