韓国 大統領が検事総長を懲戒処分 検事総長は法廷闘争の構え #nhk_news https://t.co/g1YaR6EsFM
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年12月16日
韓国では、ムン・ジェイン政権をめぐる疑惑の捜査を指揮してきた検察トップのユン・ソギョル(尹錫悦)検事総長と、ムン大統領から検察改革を託されたチュ・ミエ(秋美愛)法相との対立が深まっていて、法務省は懲戒委員会を開き、16日朝、ユン検事総長を停職2か月とする懲戒処分を決めました。
韓国大統領府は、16日夜、チュ法相から報告を受けたムン大統領が処分を執行し、「任命権者として重く受け止めている。国民に申し訳ない」と述べたと発表しました。
韓国で現職の検事総長に対する懲戒処分は初めてです。
一方、ユン検事総長は、これに先立って16日午前、コメントを発表し、「検事総長を追い出すための不法、不当な措置だ。憲法と法律に定められた手続きに従って誤りを正す」として、法廷闘争を展開する構えで、国政の混乱が続くことも予想されます。
また大統領府は、チュ法相が辞意を表明したことを明らかにしました。
大統領府の関係者は、検察改革が進み任務を果たしたと判断したようだとしていて、今後、ムン大統領が辞意を受け入れるかどうか判断すると説明しています。
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