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トランプ大統領は23日、ツイッターで、イラクの首都バグダッドにあるアメリカ大使館が20日に、ロケット弾による攻撃を受けたことを明らかにしました。

トランプ大統領は、ツイッターにロケット弾の不発弾の写真を掲載したうえで「これはどこから来たのか。イランだ」と書き込み、イランの関与を指摘しました。

そのうえでイラク国内のアメリカ人にさらなる攻撃を計画しているとの話を耳にしている。アメリカ人が1人でも死亡したら、イランに責任を取らせる」と強く警告しました。

中東地域を管轄するアメリカ中央軍によりますと、20日の攻撃では21発のロケット弾が使用され、大使館の建物が被害に遭いましたが、アメリカ人のけが人は出なかったということです。

来年1月に、アメリカ軍がイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害してから1年になるのに合わせ、アメリカではイランが報復攻撃を行うのではないかという見方が出ていて、アメリカ軍などが警戒を強めています。

FBI=連邦捜査局は23日、アメリカの選挙当局者への暴力をあおるウェブサイトの運営に、イランが関与していたとする声明を発表しました。

アメリカのメディアによりますと、ウェブサイトは大統領選挙で大規模な不正がなかったという見解を示した、国土安全保障省のクレブス前局長らの殺害をけしかけるなど、暴力をあおる内容だということです。

FBIはイランがアメリカ国民の分断をねらって、ウェブサイトを作成したとみて調べを進めています。

トルコ政府は内戦が続くシリアで、反政府勢力を支援してきましたが5年前、トルコの新聞「ジュムフリエット」は、トルコの諜報機関がシリアの反政府勢力に秘密裏に武器を送っていたとする疑惑を報じました。

これに対しトルコ政府は「支援物資を送っていただけだ」などと反発し、当時、この新聞の編集長を務めていたドゥンダル氏は、国家機密を漏えいしたなどとして当局に逮捕・起訴されました。

トルコのイスタンブールにある裁判所は23日、スパイ活動を行った罪などでドゥンダル氏に禁錮27年6か月の実刑判決を言い渡しました。

ドゥンダル氏は数年前にドイツに逃れ、亡命生活を送っていますが、ドイツのマース外相は「権力者を監視するためなどにジャーナリズムは不可欠で、今回の判決は大きな打撃だ」と懸念を表明しました。

権力に屈しない報道姿勢からノーベル平和賞を受賞するのではないかと注目されたこともあるドゥンダル氏は今回の判決を受けて「トルコで恐怖が広がっているが真実を伝えるために闘い続ける」とコメントしています。

トルコ政府は、とりわけ4年前にクーデター未遂事件が起きて以降は、国家の安定や安全保障を脅かすとみなしたメディアには閉鎖も含む厳しい対応を取っています。

国際的なNPOジャーナリスト保護委員会」のまとめでは、トルコで取材活動を理由に投獄されているジャーナリストの数は、37人と中国に次いで多くなっています。

今回の判決をめぐってドイツのマース外相が懸念を示したことに対し、トルコ政府の報道官を務める大統領府のアルトゥン局長は「スパイ行為などで有罪判決を受けたドゥンダル氏をジャーナリストと呼んだり、判決が言論の自由への打撃だと言うのは、真のジャーナリストたちへの侮辱だ。ドゥンダル氏の犯罪を容認するのではなく、彼の身柄をトルコに引き渡すべきだ」とコメントし、反発しています。

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