ミャンマー 治安部隊が発砲 デモ参加者15人死亡 地元メディア #nhk_news https://t.co/CdBy3aNdxE
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月3日
ミャンマーでは軍事クーデターへの抗議活動を抑え込もうと、軍の側がデモ隊への締めつけを強めていて、3日もヤンゴンや中部の都市モンユワ、それに第2の都市マンダレーなどで治安部隊がデモの参加者に向けて発砲を繰り返しました。
このうちヤンゴンでは、目撃者の話によりますと治安部隊が自動小銃をデモ隊に向けて乱射し多数の死傷者が出ているもようです。
地元のメディアは、3日だけで4つの都市で、合わせて15人が死亡したと伝えていますが、死者の数はさらに増えるとみられています。
クーデターの後、2月6日から全土で続いている大規模なデモで治安部隊の発砲によるとみられる死者は伝えられているだけで30人を超えています。
平和的に行われているデモに治安部隊が銃口を向け死者が増え続けていることに国内外からの非難の声が一段と高まりそうです。
ミャンマー 抗議デモで50人超死亡 犠牲者さらに増えるおそれ #nhk_news https://t.co/MRMk7lMoJO
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月4日
ミャンマーでは3日、最大都市のヤンゴンや第2の都市マンダレーなどで治安部隊が発砲を繰り返し、国連でミャンマー問題を担当するバーグナー特使は会見で、1日で38人が死亡し、これまでの死者が50人を超えたとして深刻な懸念を示しました。
4日は各地で犠牲者を悼む集会が開かれました。
クーデターに抗議するデモも各地で続いていて、参加者たちは手作りの盾などを手に「独裁を倒せ」「主権を国民に戻せ」などと叫んでいます。
地元メディアによりますと、ヤンゴンなどでは治安部隊が4日も発砲を繰り返すなど武力で抑え込む姿勢を強めており、犠牲者がさらに増えるおそれが強まっています。
事態が深刻化する中、国連の安全保障理事会は5日に対応を協議する会合を開くことを決めていて、暴力に歯止めをかけるため、どのような対応を打ち出せるのか、焦点になっています。
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