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アメリカとEUはそれぞれに拠点を置く航空機メーカーに対する補助金をめぐって対立し、WTO世界貿易機関でともに不当だと判断されたことを受けて、お互いに報復関税をかけあっています。

アメリカの報復関税の対象にはEUに加盟していたイギリスが含まれていますが、アメリカとイギリスの両政府は4日、共同声明を発表し、スコッチウイスキーなどイギリスからの輸入品に対するアメリカの関税引き上げを4か月間停止し、和解に向けた協議に入ると明らかにしました。

これについて、アメリカ政府は「解決に向けた交渉に集中し、中国などによる貿易の課題に真剣に向き合うことができるようになる」としています。

一方、イギリスはこれに先立ってアメリカに対する報復関税を停止していて、EUから離脱した立場を活用して歩み寄りをはかった形になりました。

イギリスはアメリカとの間で自由貿易協定の締結を目指していて、ジョンソン首相は「自由に通商政策を決められる国としてどう行動できるかを示したものだ。アメリカとの関係強化を望んでいる」とコメントしています。

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