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今月25日に北朝鮮日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射したことへの対応を話し合う国連安全保障理事会の緊急会合が開かれましたが、懸念や非難の声明を出すなどの一致した対応をとることはできませんでした。

会合はヨーロッパのメンバー国の要請に基づいて30日、非公開で開かれました。

安保理北朝鮮弾道ミサイルの発射について会合を開くのは去年3月以来1年ぶりです。

会合のあと、ノルウェー国連大使ツイッターに「ミサイルの発射を非難した」と投稿しましたが、他のメンバー国は公式な反応を示していません。

会合では各国がそれぞれの立場を述べるにとどまったとみられ、懸念や非難の声明を出すなど、安保理として一致した対応をとることはできませんでした。

ロシアの国連次席大使は会合の前に行った定例会見で「いまは行動ではなく、起きたことを分析し評価する時だ」と述べて安保理が一致して行動する段階ではないという考えを強調していました。

北朝鮮を巡っては、制裁を緩和すべきだとする中国やロシアと、厳しい態度で臨むべきだとする欧米などが対立していて、安保理が結束して対応できるかどうかが問われています。

発表によりますと、韓国のチョン・ウィヨン外相は、就任後、初めての外国訪問として来月2日から中国南部の福建省アモイを訪問し翌日、王毅外相と会談するということです。

両国関係や朝鮮半島情勢などについて深く意見を交わすとしています。

これについて韓国の保守系の主要紙、中央日報は「韓国の外相がアメリカに先立って中国を訪問するのは異例だ」として、韓国が同盟国のアメリカに偏っているとする中国の懸念を打ち消し、米中両国の間でバランスをとりたいねらいがあると伝えています。

一方、通信社の連合ニュースは中国側のねらいについて、会談場所のアモイが台湾に近いことから「『中国が台湾の民主主義を弱めている』と圧迫してきたアメリカに、中韓両国が協力する雰囲気を見せるためではないか」などと伝え、政治的に中国に利用されかねないとの懸念を示しています。

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