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映画「クナシル」は旧ソビエトベラルーシ出身でフランスのパリを拠点に活動するウラジーミル・コズロフ監督が国後島の歴史と現状を知ってもらいたいと制作したもので、5日までモスクワで上映されました。

映画では、インフラ整備が立ち遅れ「自宅にトイレもない」と不満を訴える女性への密着取材を通して島の厳しい暮らし向きが記録されています。

また、「島に暮らしていた日本人は、港の建設や漁業に関する高い技術を持っていた」と証言し、日本人と島で共生する可能性を探るべきだと話す高齢の男性が取り上げられています。

一方、第2次世界大戦の結果は見直すことはできないと島の引き渡しに反対する会社経営者の男性の意見も紹介されています。

映画を鑑賞したロシア人からは「日本の遺産が有効に活用されず残念だ」とか「ロシア政府は島の経済を発展させられず、一般の人々にまで手を差し伸べていない」などとかつて日本が開発の基礎を築いたにもかかわらず、ロシア政府は、発展させられないでいると批判的な声が聞かれました。

コズロフ監督は「日本人が強制退去させられ、島の文化が完全に破壊されたという悲劇がこの映画の基礎になっている」と話しています。

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