北アイルランド 暴動続く プロテスタント系住民の不満が背景に #nhk_news https://t.co/39He3lmJSU
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月10日
北アイルランドの中心都市ベルファストなどでは先月末から、過激化した一部の住民による放火や投石などの暴動が続き、今月7日には路線バスが襲撃されて炎上しました。
警察は放水するなどして鎮圧をはかっていますが、公共放送BBCはこれまでに80人以上の警察官が負傷したと伝えています。
背景にあるのが、イギリスへの帰属意識が強いプロテスタント系の住民の不満の高まりです。
北アイルランドはイギリスが離脱したあとも貿易面ではEUのルールに従うことになり、イギリス本土と分離される形となりました。
さらに感染対策で集会が制限されていたにもかかわらず、去年6月に過激派組織IRA=アイルランド共和軍の元幹部の葬儀が行われ、そこにカトリック系の政党幹部が参列したことについて、当局が先月訴追を見送ったことにプロテスタント系の住民の反発が強まり、暴動に発展したとみられています。
北アイルランドではイギリスからの分離の是非をめぐり、宗派の異なる住民の間で続いたおよそ30年にわたる紛争で3000人以上が死亡し、1998年には和平合意が成立しましたが、対立は根強く残っています。
ジョンソン首相は警察に対する暴力などを強く非難し自制を求めていますが、収束の見通しはたたず、緊張が高まっています。
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— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2021年4月11日
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