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これはモルガン・スタンレーが16日に発表した第1四半期の決算の中で明らかにしました。

損失額は9億1100万ドル、日本円で980億円余りで、会社は「単一の顧客との取り引きで生じた」としていてアメリカの投資会社「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」関連だと見られています。

「アルケゴス」は運用の悪化で求められた追加の証拠金の支払いに応じられなかったため、クレディ・スイスや日本の野村ホールディングスなどが巨額の損失を被るおそれがあると相次いで発表していました。

この問題でアメリカの金融機関が損失を公表するのは初めてですが、同じようにアルケゴスと取り引きのあったゴールドマン・サックスは「損失は回避した」としています。

また、第1四半期の決算全体では、好調な株式市場などを背景にモルガン・スタンレーゴールドマン・サックスともに過去最高益を記録しています。

16日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前の日に比べて164ドル68セント高い、3万4200ドル67セントでした。

新型コロナウイルスのワクチン普及が進んでいることや企業の好調な決算発表が続いていることから、景気回復への期待が強く、2日続けて最高値を更新しました。

また、IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も値上がりし、ことし2月につけた最高値近くで取り引きを終えています。

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