●［特別寄稿］
法律案の違憲審査において審査基準の定立は必要か
――2020年度司法試験論文式試験【憲法】における出題形式の問題点
……木下昌彦
成年年齢クイズ＃21です。
— 成年年齢引下げ公式アカウント (@MOJ_SEINEN18) May 17, 2021
マンションを賃借している翔平君は、契約上の期間満了が近づいた頃、大家さんから、他の人に貸すので、期間が過ぎたら退去するように言われました。
当然に退去しないといけないでしょうか。
契約では、更新の可否について決まっていないものとします。
正解は、「退去しなくてよい」です。
— 成年年齢引下げ公式アカウント (@MOJ_SEINEN18) May 18, 2021
建物賃貸借の更新を拒絶するには、正当な事由があることが必要です。正当事由の有無は様々な事情を考慮して事案ごとに判断されますが、他の人に賃貸するという理由のみでは、正当事由は認められないことが多いと考えられます。
「定期建物賃貸借」といって、更新がない旨の定めがされた建物賃貸借もあります。
— 成年年齢引下げ公式アカウント (@MOJ_SEINEN18) May 18, 2021
定期建物賃貸借をするには、事前に賃貸人が書面による説明をし、書面で契約を結ぶことが必要です。このような要件を満たした賃貸借は、更新がなく、期間満了によって終了します。
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