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和歌山市の漁港で選挙の応援に訪れていた岸田総理大臣に向かって爆発物が投げ込まれた事件で、逮捕された木村隆二容疑者(24)が、参議院議員選挙に年齢の規定などによって立候補できなかったのは不当だとして、国に損害賠償を求める訴えを起こしましたが、去年11月、神戸地方裁判所に退けられていたことがわかりました。

裁判の記録によりますと、木村隆二容疑者は去年、神戸地方裁判所に訴えを起こし参議院議員選挙の制度をめぐり、被選挙権を30歳以上としている年齢の規定や、立候補する場合、300万円を供託しなければならないとする規定のある公職選挙法は、法のもとの平等などを定める憲法に違反すると主張していました。

そして、去年7月に行われた参議院議員選挙に立候補できず、精神的な苦痛を受けたとして、国に対し10万円の損害賠償を求め、裁判は、代理人の弁護士をつけない「本人訴訟」で行われましたが、去年11月の判決で神戸地裁は、現在の年齢要件や供託金の制度は合理性があるなどとして、訴えを退けました。

この判決を不服として去年12月、木村容疑者は大阪高等裁判所に控訴していて、来月、判決が予定されています。

警察は今回の事件との関連を含めて、詳しいいきさつを捜査しています。

今月15日、和歌山市の漁港で衆議院補欠選挙の応援に訪れていた岸田総理大臣に向かって、金属製とみられる筒状の爆発物が投げ込まれ聴衆と警察官の2人がけがをした事件で、警察は兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害の疑いで逮捕し、詳しい経緯を調べています。

調べに対し、事件について黙秘しているということです。

これまでの調べで、爆発したとみられる筒は40メートルあまり離れた倉庫の隣にある生けすの網の上で見つかっていましたが、この倉庫の壁に筒が衝突してできたようなへこんだ痕が確認されました。

壁に残った痕は筒の断面のような形で、警察は、爆発物が壁を直撃した可能性もあるとみて詳しく調べています。

また、警察が17日から、現場で押収した筒の構造や爆発した際の威力を確認する捜査を始めたことがわかりました。

木村容疑者の自宅からは火薬とみられる粉末や金属製のパイプのようなものが見つかり、警察は爆発物は手製の爆弾とみて、調べています。

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#法律(岸田首相爆殺未遂事件)

統一地方選挙は、18日、後半戦のうち、町村長と町村議員の選挙が告示されましたが、町村長選挙のうち、56%にあたるあわせて70町村の選挙で立候補した人が1人だけで、無投票で当選が決まりました。「なり手不足」は深刻で専門家は有権者が投票の機会を失う状況になっていると指摘しています。

#ビル・ゲイツ(人口削減)

#コロナワクチン(公明党/創価学会

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#政界再編・二大政党制