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逮捕されたのは署名活動を行った団体「愛知100万人リコールの会」の事務局長の田中孝博容疑者(59)です。

愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けて提出されたおよそ43万5000人分の署名のうち83%が有効と認められず、警察は大量の署名が偽造された疑いがあるとして地方自治法違反の疑いで捜査を進めていました。

その結果、田中事務局長が去年10月、佐賀市内で、アルバイトに名前や住所が書かれた名簿を書き写させるなどして署名を偽造した疑いがあるとして、19日朝、静岡県伊豆市内の滞在先で地方自治法違反の疑いで逮捕しました。

また警察は田中事務局長が住んでいた愛知県稲沢市内にある家などを捜索しています。

田中事務局長は今月、NHKの取材に対し「署名集めを広告関連会社に依頼はしたが、アルバイトに書き写させるという具体的な方法は広告関連会社が勝手に計画したものだ」と述べ、署名偽造へのみずからの関与を否定していました。

愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けた署名活動で、佐賀市内でアルバイトを使って署名を偽造したとして、活動を行った団体の事務局長の田中孝博容疑者(59)が地方自治法違反の疑いで逮捕されたことを受け、活動を支援した名古屋市の河村市長は、記者団に対し「私は精一杯、リコール運動を応援させてもらった。偽造に気付けなかったことは情けなく、その責任は感じている。署名してくれた人たちには申し訳ない」と述べました。

そして、署名の偽造へのみずからの関与を重ねて否定したうえで「田中事務局長の逮捕で全容が明らかになり、私が偽造に関与していないことがはっきりすると思う。田中事務局長にはなぜ、こんな犯罪行為に手を染めてしまったのか本当のことを話してほしい」と述べました。

また河村市長は、ことし2月に、署名活動に関わった知人を通して署名簿を確認し、筆跡が同じと見られる署名などが相当数あったとの報告を受けたあと、田中事務局長に「何か変なことをやっていないか」と聞いた際、田中事務局長が強い口調で否定していたことを明らかにしました。

さらに河村市長は、署名の偽造について、みずからが行っている独自調査の結果を今後、公表する考えを示しました。

田中事務局長は、ことし2月まで、日本維新の会に所属し、衆議院愛知5区の支部長を務めていました。

日本維新の会の県総支部にあたる「愛知維新の会」の代表の杉本和巳衆議院議員は、NHKの取材に対し「田中氏は、ことし2月に離党しているし、愛知維新の会は、署名が始まる前の段階でリコール活動に組織として関わらないことを役員会で決めたので、維新とは関係のない個人の問題だ。ただ、今回の逮捕については、同じ組織にいた者として極めて無念だ。今後は警察の捜査や司法の判断を注視していきたい」と述べました。

署名活動を行った団体の会長を務める、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、田中事務局長が逮捕されたことについて「驚きはありません。やっと、そのときがきたと思った」と述べました。

そのうえで「法廷で(事実を)明らかにするのが正しい戦い方。包み隠さず、ちゃんと筋を通して、正確に話してくれればいい」と述べました。

また、自身の関与については「まったくありません」と、改めて否定しました。

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