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#エゼキエル戦争

アメリカのバイデン大統領は19日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談しました。

ホワイトハウスの声明によりますと、この中でバイデン大統領は「停戦への道筋をつけるため、きょう大幅に緊張が緩和することを期待している」と伝え、期限を設ける形で事態を収束させるよう促しました。

これについてホワイトハウスのジャンピエール副報道官は、記者団から「イスラエルが『きょう』という期限を守らなければどうするのか」と質問されたのに対し「声明にあるとおりだ。われわれは水面下での集中的な外交を続けていく」と述べるにとどまりました。

現地で緊張が高まって以降、両首脳による電話会談はこれで4回目となります。

2日前の電話会談でバイデン大統領はネタニヤフ首相に対し、停戦を支持するとは伝えたものの、即時の停戦を呼びかけるには至らなかったとして与党の民主党からも批判が出ていました。

バイデン大統領としては、今回「きょう」ということばを使い期限を設ける形で、より強い表現で事態の収束を促すねらいがあったものとみられます。

イスラエルガザ地区を実効支配するハマスとの間では、今月10日から激しい攻撃の応酬が続いていて、これまでにガザ地区で227人、イスラエル側で12人が死亡しています。

こうした中、ハマスの幹部は、中東レバノンのメディア「アルマヤディーン」が19日に伝えたインタビューで「停戦に向けた努力は成功するだろう。双方の合意により、数日のうちに停戦が実現すると期待している」と述べて、近く停戦する可能性があるという見方を示しました。

中東では停戦に向けて、イスラエルパレスチナの双方につながりを持つ、エジプトが調停に乗り出すなど、仲介に向けた外交が活発化しています。

ただイスラエルのネタニヤフ首相は19日「イスラエル国民の平穏と安全を実現できるまで、作戦を続けるつもりだ」と述べて、引き続き攻撃を続ける構えを崩しておらず、事態が沈静化に向かうのかは依然不透明なままです。


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中東偏向報道に物申す! イスラエルハマス武力衝突 真相はこうだ!

アメリカとイランは核合意の立て直しに向けて先月上旬からオーストリアの首都ウィーンで、EUヨーロッパ連合などを介し間接協議を進めていて19日、関係国による次官級の会合が開かれました。

イラン側は5月21日までにアメリカによる制裁解除などの成果が得られなければIAEA国際原子力機関に認めている核施設の査察活動への協力を打ち切る姿勢を示し、早期の妥結を目指していました。

会合のあとイラン交渉団トップのアラグチ外務次官はNHKの取材に応じ「いくつかの重要な問題が残されている。アメリカこそが核合意に戻る決断をしてすべての制裁を解除する時だ」と述べ、制裁解除の範囲をめぐりアメリカとの間で依然として意見の相違があるという認識を示しました。

そのうえで「これからウィーンを離れるが来週交渉を再開し妥結できることを願っている」と述べ、交渉は合意を目指していた21日以降も継続されることになりました。

また、当初打ち切るとしていたIAEAとの協力を延長するかについてアラグチ次官は「今後イラン国内で決定されるだろう」と述べ、対応を検討する考えを示しました。

アメリカのバイデン政権が核合意への復帰を目指す中、イランは核開発を強化させて制裁を速やかに解除するよう迫っていて、ことし2月にはIAEA国際原子力機関が行う抜き打ち査察への協力も打ち切りました。

そのうえでイランはIAEAとの間で最大3か月間、核関連施設に設置しているカメラや測定機器などのデータを保管し、アメリカの制裁が解除された場合にはIAEAに提供するとした合意を交わし一定の査察協力を約束していました。

その期限は5月21日までとされ、ウィーンで行われているアメリカとイランの間接協議は事実上、この期限を目指して行われてきました。

ただ、イランのアラグチ外務次官は今月、NHKの取材に対し「必要があれば協力の延長を適切な時に検討する」と述べて、協議が長引く中、査察協力の期限を延長する可能性もあるという見通しを示していました。

IAEAでは来月上旬に定例の理事会が開かれイラン情勢が最大の焦点となる見通しで、イランが査察協力を打ち切れば国際社会の反発は避けられないだけに、イラン政府としては期限が過ぎたあとも協力する姿勢を示し外交交渉を優先させたい思惑があるとみられます。

イラン核合意の立て直しに向けたアメリカとイランの間接協議について、アメリ国務省のポーター副報道官は19日の電話会見で「双方が核合意を順守するために必要な選択肢が明確になった」と述べ一定の進展があったとの認識を示しました。

アメリカの代表団は今週末までにいったんワシントンに戻り、今後の対応を話し合ったうえで来週の初めに再びオーストリアのウィーンを訪れ、イランとの間接協議を再開するとの見通しを示しました。

アメリカとイランの間接協議で仲介役を担っているEUヨーロッパ連合のモラ事務次長は19日、会合のあと記者団に対して「日付に言及するつもりはないが最終合意にいたると確信している」と述べ、妥結に向けて自信を示しました。

また、イランがIAEAに認めている核施設に対する査察活動への協力期限の延長をめぐってモラ事務次長は「イランとIAEAがこの協力合意の更新に向けて交渉を続けると理解している」と述べ、現在、双方の間で交渉が行われているとしています。

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