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財務省は、太田充事務次官が退任し、後任に矢野康治主計局長を昇格させる人事を発表しました。

財務省の新しい事務次官に就任する矢野氏は、山口県出身の58歳。昭和60年、当時の大蔵省に入り菅総理大臣が官房長官だった当時、秘書官を務めたほか、税制改正を取りまとめる主税局長などを歴任しました。

また、大臣官房長を務めていた際は、財務省の決裁文書の改ざん問題を受けた調査報告書の取りまとめにも携わりました。

去年7月以降は、予算編成を担当する主計局長として新型コロナウイルス対策を盛り込んだ昨年度の第3次補正予算や今年度予算の編成などに当たりました。

矢野氏は、財務省内でも財政の健全化を強く訴える立場だとされていて、事務方のトップとして、経済再生と合わせて新型コロナ対策で悪化する財政の立て直しを進められるかが課題となります。

この人事は8日付けで発令されます。

金融庁は氷見野良三長官が退任し、後任に中島淳一総合政策局長を昇格させる人事を発表しました。

新しい金融庁長官に就任する中島氏は、神奈川県出身の58歳。

昭和60年に当時の大蔵省に入り、去年、金融庁の政策の立案や金融機関への検査を担う総合政策局長に就任しました。

中島氏は、これまで政府が目指す国際金融都市の確立に向けた環境整備や、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて金融面から企業の脱炭素を促す仕組みづくりを主導してきました。

新型コロナウイルスの影響で債務が膨らんだ中小企業の金融支援や、厳しい経営環境が続く地方銀行や信用金庫などの経営基盤の強化、それに気候変動リスクに対する上場企業の情報開示のルール作りなどで、手腕が問われることになります。

この人事は8日発令されます。

国税庁長官に新たに就任した大鹿行宏氏が会見し、最優先課題の1つに新型コロナウイルスへの対応を挙げたうえで「多くの国民や事業者が甚大な影響を受けているので、納税者の実情に耳を傾け、迅速かつ丁寧な対応を行いたい」と述べました。

大鹿氏は静岡県出身の58歳。

昭和61年に旧大蔵省に入り、横浜税関長や財務省の理財局長などを経て、8日付けで国税庁長官に就任しました。

就任会見で大鹿氏は、海外に多額の資産を保有している大企業や富裕層の税金逃れについて触れ「口座に関する情報の交換などで外国当局と協力し、海外の情報を入手したうえで適正な税負担に向けて取り組んでいきたい」と述べました。

また、最優先課題の1つに新型コロナウイルスへの対応を挙げ「東京に4回目の緊急事態宣言が出されるなど予断を許さない状況が続いている。多くの国民や事業者が甚大な影響を受けていて、納税が困難な方には猶予制度を案内するなど、実情に耳を傾け、迅速かつ丁寧な対応を行っていきたい」と述べました。

竹下派の関係者によりますと、竹下元総務会長は、みずからの体調を理由に、秋までに行われる衆議院選挙に立候補せず、政界を引退する意向を固め、近く正式に発表する予定だということです。

これを受けて、竹下派は8日午後、幹部が今後の対応を協議することにしています。

竹下氏は、衆議院島根2区選出の当選7回で74歳。

竹下登元総理大臣の弟で平成12年の衆議院選挙で初当選し、これまでに復興大臣や、党の総務会長、国会対策委員長などを歴任しました。

平成30年からは、竹下派の会長を務め、おととし1月には食道がんであることを公表して治療にあたり、その後は政治活動を再開していました。

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