イギリス 一日の感染者 半年ぶり5万人超 規制撤廃に懸念強まる #nhk_news https://t.co/MsGopZMoHk
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年7月17日
イギリスでは、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が新たな感染のほぼすべてを占めていて、16日に確認された新たな感染者は5万1870人と1月中旬以来、初めて5万人を超えました。また、死者は49人でした。
首都ロンドンのあるイングランドでは、屋内でのマスク着用の義務などほぼすべての規制が週明けの19日から撤廃されることになっています。
ジョンソン首相は、ウイルスによる入院患者や死者は今後も増えるとみられるものの、ワクチンの効果によって、1日の死者が1000人を上回る日が続いた1月のような状況は避けられると説明しています。
ただ、規制が撤廃されれば、感染はさらに拡大するとみられ、ロンドンのカーン市長は、市が運営する交通機関ではマスクの着用を引き続き義務づける方針を示しているほか、飲食店の中には店内の人数制限を続けるなど独自の対策を検討するところも出てきています。
ロンドンでは今月、サッカーのヨーロッパ選手権の試合が6万人以上の観客を入れて行われ、スタジアム周辺や街中でもサポーターが密集して騒ぎ続ける事態となり、こうした状況が感染拡大につながっているという見方も出ています。