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孟 副会長を乗せたチャーター機は日本時間の25日夜11時前、ファーウェイの本社がある中国南部・深※センの空港に到着しました。

赤いワンピース姿の孟氏はタラップから降りると花束を手渡され、用意されたマイクを前に「1000日余りの苦しみを経て、ついに祖国に戻ることができました。中国共産党と政府に感謝します」と述べました。

そして習近平国家主席が私のことを気にかけてくれたことに深く感動しました。祖国はわれわれの最も強い後ろ盾です」と述べました。

これに先立ち中国外務省の華春瑩 報道官は「事件は政治的な迫害で、中国のハイテク企業の抑圧を目的としている」とするコメントを発表していました。

一方、孟氏が逮捕されたあとに中国で拘束され実刑判決を受けたカナダ人のマイケル・スパバ氏ら2人は現地時間の25日の朝、日本時間の25日夜、カナダ西部のカルガリーに到着しました。

スーツを着た2人は航空機から降りると、腕を伸ばすなどしてリラックスした様子で歩き、その場に駆けつけたカナダのトルドー首相に出迎えられました。

これでカナダも巻き込んだアメリカと中国の問題の1つが一応の解決をみた形ですが、バイデン政権はファーウェイを安全保障上の脅威と見なし規制を強化していて、対立は今後も続くとみられます。

※「セン」は土偏に川。

深センの空港では、地元政府の幹部やファーウェイの同僚らが「孟氏の帰国を歓迎します」という横断幕を掲げて待ち受けていました。

国営メディアは一連の動きを中継を交え、孟氏が政治的な迫害から解放され帰国したとか、アメリカに徹底的に勝利したなどと大々的に伝えました。

空港の国際線の到着ロビーは大勢の人であふれかえり「英雄の帰国」などと書かれた横断幕を掲げ「ファーウェイ頑張れ、祖国万歳」などと叫んだり、国歌を合唱したりする姿がみられました。

横断幕を持参した地元の男性は「孟さんの帰国を歓迎したい。これはアメリカとカナダとの闘争の勝利だ」と話していました。

また、夫がファーウェイに勤めているという女性は「孟さんの1000日以上の苦しみと中国が受けた屈辱は決して忘れない」と話していました。

香港の市民団体、支連会=「香港市民支援愛国民主運動連合会」は、25日、臨時会議を開いて解散を決定しました。

支連会は1989年、中国・北京で民主化を求める学生たちの運動が武力で鎮圧された天安門事件の直前に連帯を示そうと設立され、毎年、事件のあった6月4日に犠牲者を悼む集会を開いてきました。

しかし、集会は去年に続いてことしも禁止されたほか、無許可のデモを組織したなどとして、李卓人代表など主要なメンバーが実刑判決を受け収監されました。

さらに今月9日には、李氏ら幹部3人と団体が国家政権の転覆をあおったとして香港国家安全維持法違反の罪で起訴され、団体が活動を続けるのは困難になっていました。

会員の代表として会見した蔡耀昌氏は、「香港市民の心の中に私たちの信念はすでに根を下ろしていると信じている」と述べました。

香港では政府の締めつけが強まるなか、民主派の労働組合や団体の解散が相次いでいますが、特に支連会は30年以上にわたって香港の民主化運動の象徴だっただけに、民主派は活動の柱を失うことになりました。

国民党の主席選挙には現職と新人、それに朱立倫氏の合わせて4人が立候補し、25日党員による投票が行われ、即日開票の結果、朱氏が有効票の45%余りを獲得して当選しました。

朱氏は60歳、2015年1月から国民党の主席を務め、その年の5月には中国の北京を訪れ、習近平国家主席との間で国民党と共産党のトップ会談を行いました。

2016年の総統選挙に立候補しましたが、民進党蔡英文氏に敗れ、責任をとって主席を辞任しました。

返り咲きを果たした朱氏は25日夜、記者会見し「台湾海峡両岸の交流と意思疎通のパイプを復旧する」と述べ、中国との関係改善に意欲を示しました。

そのうえで「党のアメリカ駐在事務所の再開準備にとりかかる」と述べ、アメリカとの関係強化にも取り組む姿勢を強調しました。

台湾情勢をめぐっては、中国が「1つの中国」という考え方を受け入れない民進党政権との対話に応じず、中国と対立するアメリカが民進党政権との関係を強めています。

こうした中、中国に融和的な姿勢の国民党への支持は伸び悩んでおり、党勢の回復が課題となっています。

国民党の発表によりますと、25日に行われた主席の選挙で返り咲いた元の主席の朱立倫氏に、中国の習近平国家主席から共産党トップの総書記の名義で祝電が届きました。

この中で習近平氏は「過去の一時期、国民党と共産党は、『92年コンセンサス』と台湾独立反対を政治的な基礎として台湾海峡両岸の平和発展を推進し、目に見える成果を収めた」としています。

そして「現在、台湾海峡の情勢は複雑で緊迫している。両党が共通の政治的な基礎を堅持し、台湾海峡の平和や国家の統一を図るよう期待する」と呼びかけました。

「92年コンセンサス」とは、国民党が台湾の政権を握っていた1992年に中国との間で「中国大陸と台湾が1つの中国に属することを確認した」とするものです。

前回の主席選挙では、台湾世論の中国に対する警戒感の高まりを背景に、このコンセンサスの見直しの可能性が議論され、習近平氏は慣例を破って当選者に祝電を送りませんでした。

主席に返り咲いた朱立倫氏は、前の在任中の2015年に北京で習近平氏と会談したことがあり、「92年コンセンサス」を維持すると明言していますが、アメリカとの関係強化に取り組む考えも示しています。

今回の習近平氏の祝電には、民進党政権とアメリカが関係を深める中、国民党を引き寄せるねらいがありそうです。

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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