https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アメリ労働省が8日発表した9月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月と比べて19万4000人増加しました。

就業者の増加は9か月連続ですが、50万人程度の増加を見込んでいた市場の予想を大幅に下回り、前の月に続いて雇用の伸び悩みが示されました。

変異ウイルスのデルタ株の感染拡大を受けて、企業などの間で景気の先行きに警戒感が出ているためとみられ、業種別では、人手不足が続く「輸送・倉庫」や「接客・レジャー」では就業者が増加した一方、「自動車」や「政府機関」では減少しました。

一方、失業率は0.4ポイント改善して4.8%でした。

中央銀行にあたるFRBは、景気の回復や物価の上昇を踏まえ、来月はじめの会合で新型コロナウイルス対応として続けてきた量的緩和の規模を縮小させることを決め、政策転換を図る見込みです。

ただ今回、2か月続けて雇用が伸び悩んでいることが示され、これが政策判断にどのような影響を及ぼすか注目されそうです。

#経済統計

d1021.hatenadiary.jp

#マーケット