韓国政府 排ガス浄化に必要な尿素水の安定供給へ管理強化 #nhk_news https://t.co/993mw3wUig
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月11日
韓国では、ディーゼル車に搭載が求められている排ガスの浄化装置に必要な尿素水について、原料の尿素の大半を依存している中国が、10月に輸出前の検査を義務化したため供給が滞り、各地で不足した状態が続いています。
これを受けて韓国政府は11日、臨時の閣議を開き、尿素水の安定的な供給に向けた対策を決めました。
具体的には、尿素の輸入から尿素水の生産・販売に至るまでの状況を毎日報告するようメーカーに求めるほか、消費者が1回で購入できる量を制限するなど、管理を強化するとしています。
韓国政府によりますと、中国側で尿素1万8700トン分の輸出手続きが進むことを確認したということで、キム・ブギョム(金富謙)首相は「今後、尿素水の需給に大きな問題はないと予想している」と述べました。
今回の尿素水不足について、韓国メディアは「中国の事実上の輸出制限に韓国政府の対応が遅れた」と伝えています。
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