スーダン 新統治機構トップは軍人と文民が交互に #nhk_news https://t.co/PEfb3VVzUE
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月5日
アフリカのスーダンでは、ことし4月、軍のクーデターで長期政権が倒れたあと、暫定統治を続ける軍と民政移管を求めるデモ隊の指導部が新たな統治機構の在り方をめぐって対立してきました。
先月3日には軍が、座り込みを続けるデモ隊の強制排除に踏み切って多数の死傷者が出る事態となりました。
これを受けて、軍とデモ隊との間の仲介に乗り出していたアフリカ連合の担当者は、5日、新しい統治機構となる最高評議会のトップを今後、軍人と文民が交互に務めることで双方が合意したと発表しました。
こうした措置は3年余り続けられ、民主化勢力によりますと、最初の21か月間は軍が、その後の18か月間は民主化勢力がそれぞれ最高評議会を率いるとしています。
合意を受けて民主化勢力は「われわれの革命が勝利をおさめた」との声明を出し、首都ハルツームでは、市民が喜びの声をあげる姿が見られました。
今後、政治の安定化や民政への移管が進むかが注目されます。