https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

1日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて461ドル68セント安い、3万4022ドル4セントでした。

午前中は買い注文が膨らみ、前日に比べて500ドルを超える値上がりとなる場面もありましたが、午後になって新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染者がアメリカで初めて確認されたことが伝わると変異ウイルスがアメリカ経済に及ぼす影響への警戒感から売り注文が増え、値下がりに転じました。

ダウ平均株価は前日にも650ドルを超える大幅な値下がりとなっていて、値下がり幅は2日で1000ドルを超えました。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1.8%、下落しました。

市場関係者は「オミクロン株の感染者が出たことでアメリカ経済にどこまで影響が及ぶかは不透明だがひとまず売り注文を出す投資家が多かった。当面はオミクロン株の情報で株価が大きく変動する不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。

米国でも
世界保健機関(WHO)の主任科学者、ソーミャ・スワミネイサン氏はオミクロンについて、ワクチンで重症化を防げる公算が大きいとの見方を示した。南アフリカ共和国では、過去24時間に新たに確認された新型コロナ感染者が前日のほぼ2倍となった。米疾病対策センターCDC)は同国内で初の感染を確認した。確認されたのはカリフォルニア州で、11月22日に南アから戻った渡航者から検出された。感染者はワクチン接種済みで症状は軽く、現在は自己隔離中。

速いペースで
米地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米経済は11月半ばにかけて緩慢ないし緩やかなペースで拡大した。サプライチェーンの混乱と労働力不足の中、物価の上昇は全国に広がった。ベージュブックは「物価は緩やかないし速いペースで上昇。経済のあらゆる分野で広範に上昇した」と指摘。「原材料への強い需要と物流面での困難な状況、労働市場の逼迫(ひっぱく)に起因する投入コストの上昇が幅広く見られた」と記した。

堅調な米統計
ADPリサーチ・インスティテュートが発表した11月の米民間雇用者数は前月比53万4000人増と、引き続き順調な拡大を示した。予想中央値は52万5000人増だった。米求人件数は過去最高近辺にあるが、少しずつ職が埋まっている状況が示唆された。米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業総合景況指数は61.1と、前月の60.8から上昇した。新規受注の加速や、生産と雇用の改善が寄与した。

抜け穴に対処
中国当局は、海外投資家から資金調達することを目的とした変動持ち分事業体(VIE)と呼ばれる構造を使った外国株式市場への上場を禁じる計画だ。複数の関係者が明らかにした。中国のテクノロジー企業が長らく活用してきた抜け穴をふさぐ。今月中にもまとまる可能性がある国外上場規則の新草案に盛り込まれる見直しの一部だという。

売りか買いか
40年以上にわたる債券市場のベテラン、ボブ・マイケル氏は、社債を買い進めている。国債を売って資金を作り、このバーゲンに加わるよう投資家に呼び掛けている。社債の好機は明らかで、企業の財務が強固だからだと説明した。一方、ブラックロックでは国債へのエクスポージャーを増やしていると、マルチアセット戦略担当ポートフォリオマネジャーのルパート・ハリソン氏が明らかにした。国債は市場の混乱に対して「実際に有効に機能している」と説明した。

d1021.hatenadiary.jp

#マーケット