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アメリカ・ホワイトハウスは17日、声明を発表し、バイデン政権が海洋進出を進める中国を念頭にイギリスやオーストラリアと立ち上げた安全保障の枠組み「AUKUS」について、今月、首都ワシントン郊外の国防総省で3か国が参加して運営方針を話し合う初めての会合を開いたと明らかにしました。

会合は2つのグループで行われ、14日に開かれたオーストラリアの原子力潜水艦に関する会合ではできるだけ早い時期の配備を目指すことを確認し、今後18か月をかけて具体的な行程を検討することで合意したということです。

声明では原子力潜水艦の配備を巡って核の拡散への懸念があることも念頭に、3か国がIAEA国際原子力機関と協議を続けながらNPT=核拡散防止条約を順守することを確認したとしています。

アメリカは航続距離が長く、能力が高い原子力潜水艦のオーストラリアへの配備はインド太平洋地域での大きな抑止力になるとしています。

また、9日に開かれた先端技術に関する会合では、サイバーや人工知能などの分野で来年の早い時期までに3か国で協力可能な点を探ることで合意したということです。

#オセアニア

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

政府は、ことし8月、アフガニスタン情勢の悪化を受けて、現地に自衛隊機を派遣し、日本人1人とアフガニスタン人14人を国外退避させました。

しかし、輸送対象としていた日本大使館やJICA=国際協力機構アフガニスタン人スタッフなどおよそ500人の中には、直前に起きた爆弾テロの影響もあって、空港までたどりつけず、その後、陸路で近隣国に出国した上で、民間機で日本に入った人もいました。

こうした教訓を踏まえ、岸田総理大臣は、衆議院予算委員会で改善策を検討するよう指示したことを明らかにしました。

防衛省では、自衛隊機による邦人輸送を定めた自衛隊法について、日本大使館や政府系の国際機関に勤める外国人やその家族などを念頭に、外国人だけでも輸送できることを明記するなど法改正も含め検討しています。

また、現地の治安情勢の確認でアメリカ軍などと情報共有を強化することや、派遣手続きの迅速化など、運用面での改善策も検討する方針です。

アメリカ議会上院の本会議は、18日未明、日本時間の18日午後、新しい駐日大使にラーム・エマニュエル氏を起用する人事案について、賛成多数で承認し、就任が正式に決まりました。

エマニュエル氏は民主党の下院議員を経て、2009年に発足したオバマ政権で、政権の要となる大統領首席補佐官を務め、当時、副大統領だったバイデン大統領にも近いとされています。

その後、大都市シカゴの市長を8年間、務めました。

シカゴ市長時代、黒人の少年が白人の警察官に射殺された事件をめぐって情報の開示が不適切だったなどとして批判され、駐日大使への起用では、民主党・急進左派の一部の下院議員らが、反対を表明しました。

上院の採決では野党・共和党の一部の議員が賛成に回り、超党派での支持を集めました。

エマニュエル氏はことし10月、承認に向けた議会上院の公聴会で証言し、中国に対抗していくため、日米同盟の強化に力を入れる考えを示していて、バイデン大統領にもじかに話ができる大使として、両国関係者の期待を集めることになりそうです。

アメリカの駐日大使は、ハガティ前大使が上院議員選挙に立候補するためおととし7月に辞任したあと、およそ2年半にわたって空席が続く、異例の事態となっていましたが、正式な承認を受けて、近くエマニュエル氏が着任することになります。

ラーム・エマニュエル氏は中西部イリノイ州シカゴ出身の62歳。

与党・民主党の著名な政治家で、その辣腕ぶりで知られます。

1990年代、民主党クリントン政権で大統領上級顧問を務めたあと、連邦議会の下院議員を3期務め、2009年に発足したオバマ政権では政権運営の要となる大統領首席補佐官を務めました。

そしてオバマ大統領が最重要課題とした医療保険改革では議会対策を取りしきり、改革の実現に道筋をつけたと評されています。

この首席補佐官時代に、当時、副大統領だったバイデン大統領の信頼を得たと言われています。

その後、大都市シカゴの市長を2019年まで8年間務め、退任後は主要なメディアのニュース番組などにたびたび出演し、高い知名度を誇ってきました。

ことし1月にバイデン政権が発足すると、運輸長官や中国大使の候補としても名前が挙がりました。

しかし、シカゴ市長時代に黒人の少年が白人の警察官に射殺された事件を巡って情報の開示が不適切だったなどとして、民主党の急進左派の一部の下院議員らが閣僚への起用に強く反対。

結果的にバイデン大統領は8月、駐日大使に指名しました。

エマニュエル氏自身、日本とのつながりは強くないものの、複数の関係者によりますと、駐日大使への起用が決まると、日本をよく知る元政府高官などとの面会を精力的に重ね、日本についての知識をあっという間に深めて周囲を驚かせたということです。

その激しい言動から政敵も多いとされる一方、議会での人脈は広く、今回の承認手続きでは、前の駐日大使で野党・共和党ハガティ上院議員がエマニュエル氏を強く推すなど、野党側からも支持を集めました。

エマニュエル氏は議会上院の公聴会で「中国は分断による征服を目指しているが、アメリカの戦略は結束による安全保障だ。この地域の結束は日米同盟のうえに築かれている」と述べ、中国に対抗していくため、日米同盟の強化に努めると強調しました。

バイデン大統領ともじかに話ができると見られるエマニュエル氏の大使就任は、およそ2年半にわたり大使の空席が続いたあとだけに、なおさら日米の多くの関係者の期待を集めることになりそうです。

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