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EUヨーロッパ連合は、31日、ユーロ圏の去年1年間のGDPの伸び率が前の年と比べてプラス5.2%となり、統計を取り始めた1996年以降で最大の落ち込みとなった前の年から持ち直して、2年ぶりのプラス成長になったと発表しました。

また、去年10月から12月までのGDPの伸び率は、前の3か月に比べてプラス0.3%と、3期連続のプラスとなりましたが、伸び率は大きく減りました。

ヨーロッパでは、天然ガスなどエネルギー価格の高騰が企業活動の重荷となっており、去年11月にオミクロン株の感染が確認されて以降、新型コロナウイルスの感染が再び拡大して、個人消費にブレーキをかける形となりました。

このうちドイツでは、ワクチンの未接種者を対象に厳しい行動制限を行ったため、飲食店などが打撃を受け、去年10月からの3か月間のGDPの伸び率は、前の期に比べてマイナス0.7%と、再びマイナス成長に落ち込みました。

一方、感染が急拡大するなかでも、厳しい行動制限や飲食店への規制などを行わなかったフランスでは、同じ時期のGDPの伸び率がプラス0.7%となり、ユーロ圏の経済をけん引する2大国で明暗が分かれました。

#EU#経済統計