https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐり、北朝鮮外務省は28日、国営の朝鮮中央通信を通じて、ロシアに安全保障上の脅威を与えているとしてアメリカなどを非難する、報道官の談話を発表しました。

談話ではロシアがNATOをこれ以上、拡大しないことなどを法的に保証するよう要求してきたことを踏まえてアメリカと西側は法律的な安全の保証を求めるロシアの正当な要求を無視した」と指摘しました。

そのうえで「攻撃兵器システムの配備まで試み、NATOの東方拡大を推し進め、ヨーロッパの安全保障環境を破壊してきた。根本的な原因はアメリカと西側の覇権主義にある」として、アメリカに責任があると主張しています。

北朝鮮外務省は、2月26日にも今回の軍事侵攻をめぐり、アメリカを非難する研究者の談話を発表していて、国際社会でロシアが孤立する中、伝統的な友好国のロシアを擁護しています。

また、アメリカによる安全保障上の脅威を強調することで、自衛権の行使だとしているみずからの核・ミサイル開発を正当化するねらいもありそうです。

北朝鮮は28日、ロシアによるウクライナ侵攻の背景に米国と西側諸国の「覇権主義的な政策」と「高圧的な態度」があるとし、西側諸国は「権力乱用」の責任を負っていると非難した。

北朝鮮がロシアによるウクライナ侵攻について公式に見解を表明するのは今回が初めて。国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮外務省報道官はウクライナ危機の根本的な原因は、他国に対し高圧的な態度と権力の乱用を行っている米国と西側諸国の覇権政策にある」と述べた。

北朝鮮は、米国とその同盟国は「北大西洋条約機構NATO)の東方拡大を追求し、システミックに欧州の安全保障環境を阻害した」とし、安全保障を巡るロシアの「合理的かつ正当的な要求」を無視したと指摘。主権国家の平和と安全を脅かす米国の一方的でニ面的な政策が存在する限り、世界平和は実現しないということが改めて証明された」とした。

北朝鮮は27日、少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向へ発射。KCNAは28日、27日に実施した実験は偵察衛星システムの開発のためと伝えた。北朝鮮のミサイル発射は今年8回目になる。

#反ロシア#対中露戦

北朝鮮は27日、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射し、翌日、偵察衛星の開発のための重要な実験を行ったと発表しました。

これについて国連安保理は28日、対応を協議する緊急会合を非公開で開きました。

会合では、各国がそれぞれの意見を述べるにとどまり、安保理としては一致した対応を示すことはできませんでしたが、終了後、アメリカやイギリスなど理事国7か国に、日本や韓国などが加わって合わせて11か国が共同声明を発表しました。

声明では、「弾道ミサイル技術を使った発射は、複数の安保理決議に違反している」と強く非難するとともに、「地域の緊張を緩和し、世界の平和と安全を促す外交の道を選ぶことを北朝鮮に求める」としています。

北朝鮮によるミサイル発射をめぐり、安保理が緊急会合を開くのはことしに入って4回目ですが、制裁の強化を目指すアメリカなどに対し中国とロシアが反対していて、いずれも一致した対応を示すことはできていません。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは3月1日、2月26日から続いていた党の下部組織の幹部を集めた「初級党書記大会」が28日閉幕し、キム・ジョンウン総書記が演説を行ったと伝えました。

この中でキム総書記は、幹部たちに対し、「不正や腐敗の行為につながる小さな要素も徹底して警戒し、自身の在り方から見直さなければならない」と指示し、規律の徹底を求めました。

またキム総書記は、女性による子育てや家事などの課題を挙げたうえで、「骨と身を削ってでも、人民の生活を最大限改善させるべきだ」として、国民に寄り添う姿勢をアピールしました。

大会では、新型コロナウイルス対策などで打撃を受ける経済の立て直しや、国民生活の改善に向けて党への忠誠を尽くすよう繰り返し指示していて、党内の結束をさらに強化するねらいがあるとみられます。

韓国のソウルでは、日本の統治下にあった1919年に独立運動が始まった日にあたる3月1日、記念式典が開かれ、ムン・ジェイン大統領が演説しました。

この中でムン大統領は、日韓関係について、「両国の協力は、未来の世代のための責務だ。『いっときの不幸な過去の歴史』を踏まえ、未来に向かって協力しなければならない」と述べました。

そのうえで、「日本は歴史を直視し、歴史の前に謙虚であるべきだ。隣国の国民の傷に共感できるとき、日本は信頼される国になるだろう」と述べました。

さらにムン大統領は、新型コロナウイルス対策や気候変動の問題など、グローバルな課題に取り組むため、日本との対話の扉は開かれていると強調しました。

慰安婦問題や、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などで日韓関係が冷え込んでいる中、残る任期がおよそ2か月となったムン大統領の演説は、日本に対し、韓国の国民感情を理解するよう求めるものとなりました。

d1021.hatenadiary.jp

#朝鮮半島