https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

利上げ「速いほど良い」
セントルイス連銀のブラード総裁は、既に高過ぎるインフレに上向きの圧力がかかるのを止めるため、金融政策を迅速に引き締める必要があると指摘。政策金利を年内に3%超の水準に引き上げることを改めて支持した。ただ、5月のFOMC会合で0.5ポイント利上げするかどうかについて結論を出すのは時期尚早だと指摘した。

パイロットは応答せず
中国民用航空局(CAAC)よると、墜落した中国東方航空旅客機が急降下を始めた後、航空管制官が複数回にわたりパイロットに呼び掛けを行ったものの応答はなかった。CAACによると、墜落機は急降下を始めて3分後の現地時間21日午後2時23分にレーダーから消えた。生存者は見つかっておらず、ブラックボックスもまだ発見されていない。

反体制派への弾圧強化
ロシアの裁判所は22日、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に新たに禁錮9年の判決を言い渡した。禁錮2年半の刑で服役中の同氏の影響力は、今回の判決でさらに長期間封じられることになる。法廷に現れたナワリヌイ氏は「この戦争に反対することが今やあらゆる人にとっての義務だ」と訴え、ウクライナ侵攻の結果、「ロシアは崩壊し、分裂する」だろうと述べた。

リセッション不可避に
米ダラス連銀のエコノミストがまとめた研究論文によれば、ロシア産エネルギーの輸出が今年中に再開されなければ、世界経済はリセッション(景気後退)を回避できない可能性が高い。ルッツ・キリアン、マイケル・プランテ両氏は「ロシア産エネルギー輸出の大半が年内いっぱい市場から除外された場合、世界経済の低迷は避けられないだろう」と指摘。「この減速は1991年の景気低迷よりも長引く可能性がある」と論じた。

成長率予想を下方修正へ
国際通貨基金IMF)はウクライナでの戦争を理由に2022年の世界成長率予想を下方修正する見通しだ。IMFはまた、リセッションに陥るリスクのある国が増加しているとみている。米国など先進国で利上げの動きが広がっているが、そうした金融環境の引き締まりは多くの国に「大きなショック」を与えるとゲオルギエワ専務理事は予想。IMFは春季会合を開催する4月に最新の世界成長率予想を公表する。

ニッケル市場の歴史的な混乱で価値が吹き飛んだ銘柄リストに、また新たなニッケル取引商品が加わった。

  米ウィズダムツリー・インベストメンツは21日の発表資料で、コモディティー上場投資信託(ETC)「ウィズダムツリー・ニッケル3倍デーリー・レバレッジド」(ティッカー:3NIL)が強制的に償還されると明らかにした。相場下落に賭ける姉妹商品で2週間前に繰り上げ償還が発表されたばかりだった。

  ロンドンとミラノ市場上場の3NILスワップを通じニッケル先物のリターンを3倍に膨らませる仕組み。今月初旬に急騰したが、その後、ロンドン金属取引所(LME)がニッケル取引を停止。ニッケルは、16日に取引が再開されると4営業日連続で値幅制限いっぱいまで下げ、それが3NILにとって致命的な打撃となった。

  ウィズダムツリーは発表資料で、「今月7日を過ぎてからLMEがニッケル市場に導入した取引制限でニッケルの取引・価格に大きな混乱が生じ、毎日の終わりに値段決定とレバレッジ再設定をいつも通り行うことが阻まれた」と説明した。

  同社はロンドン証券取引所(LSE)とイタリア証券取引所に3NILの即時取引停止と上場廃止を申請した。ブルームバーグの集計データによると、3NILの資産は約2200万ユーロ(約29億円)だった。同社の広報担当者は21日付の発表資料を参照するようブルームバーグ・ニュースに求めた。

  ニッケル相場は今月、ロシア産供給を巡る不安やショートスクイーズ(踏み上げ)で一時急騰。デリバティブ金融派生商品)を通じて相場下落に3倍賭けしていたETCの「ウィズダムツリー・ニッケル3倍デーリー・ショート」(ティッカー:3NIS)は価値を失った。

  一方、相場上昇に賭ける3NILは、その後のニッケル相場急落で同ETCの対象指数が35%近く下落。レバレッジが3倍の3NILは価値が100%消失した。

原題:Nickel Investors Wiped Out Again as WisdomTree Shuts Second Fund(抜粋)

110年物米国債利回りは、数十年にわたる債券強気相場のトレンド終了を示す瀬戸際にある。

  1980年代以降、10年債利回りは90年、94年、2000年、07年、18年後半に長期的なトレンドを上回りそうになったが超えることなく低下に転じた。昨年末時点で1.51%だった同利回りは23日に2.40%を上回り、再び突破が試されている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)のテクニカルストラテジスト、ポール・シアナ氏はリポートで「市場の激しい売りは、数十年間の強気相場を定義してきた長期トレンドを試している」と指摘した。

  シアナ氏によれば、この動きは米国債が「売られ過ぎで割安」である状況を示しており、「強気派が近く買いに入る」か、トレンドラインを超えて利回りが上昇し続けるかどちらかを意味する可能性があるという。

  リポートは「現時点で、相対力指数によると10年債は売られ過ぎで利回り上昇は速過ぎる。従って、向こう数週間で戦術的な相場上昇が見込まれる」としている。その際の抵抗線、つまり利回りのサポートは2.24%、2.13%、2%、1.92%の水準という。

  あるいは「40年間のトレンドは終わったかもしれない」ともシアナ氏は指摘。過去10年間にあった利上げ局面では米10年債利回りが1989年以来初めて200日移動平均を試したが、今の局面で注意すべき水準は2.65%だと説明。この水準に利回りが達すれば「強気の流れは崩れる」とし、その場合は3.1%に上昇、「さらには3.3%」に達する可能性があるとの見方を示した。

原題:Treasuries Threaten to Break Decades-Long Bullish Trend Line (1)(抜粋)

東京地検特捜部は、不正を防ぐための管理体制が不十分だったとして近く、法人としてのSMBC日興証券についても金融商品取引法違反の罪で刑事責任を追及するものとみられます。

SMBC日興証券のエクイティ本部の前本部長、トレボー・ヒル容疑者(51)やエクイティ部の前部長、山田誠容疑者(44)ら4人は、おととし11月までのおよそ1年間に、特定の銘柄について、不正な株取引を行ったとして金融商品取引法違反の相場操縦の疑いで逮捕されました。

関係者によりますと、4人は5つの銘柄の値下がりを防ぐため連絡を取り合うなどして大量に買い付けていた疑いがあることがわかっていますが、ほかにも複数の銘柄が同様の手口で不正に取引されていた疑いがあることが新たにわかりました。

山田前部長は取引のあと「SMBC日興証券のために買い支えを行った」などと複数の上司にメールで報告していた疑いもあるということです。

特捜部は、不正が組織的に繰り返され、不正を防ぐための管理体制も不十分だったとして、近く法人としてのSMBC日興証券についても金融商品取引法違反の罪で刑事責任を追及するものとみられます。

刑事告発されたのは、SMBC日興証券のエクイティ本部の前本部長のトレボー・ヒル容疑者(51)や、エクイティ部の前部長、山田誠容疑者(44)ら7人です。

それに法人としてのSMBC日興証券刑事告発されました。

証券取引等監視委員会によりますと、7人は、おととし11月までのおよそ1年間に、特定の5つの銘柄について株価を維持するために大量に買い付けるなど不正な取り引きを行ったとして、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いがあるということです。

このうちヒル前本部長ら4人は今月4日、特捜部に逮捕されましたが、監視委員会が特捜部と連携して詳しい経緯について調べを進めた結果、ほかにも3人が不正な取り引きに関わった疑いがあるとして、合わせて7人を刑事告発しました。

監視委員会は、会社の業務で不正が行われ、不正を防ぐための管理体制も不十分だったとして、法人としてのSMBC日興証券についても刑事告発しました。

大手証券会社が株の売買をめぐる不正で刑事告発されるのは極めて異例で、特捜部は勾留期限の24日、幹部らと法人としてのSMBC日興証券を起訴するものとみられます。

関係者によりますと、逮捕された4人は特捜部などの調べに対して「通常業務の範囲内の取り引きだった」などと容疑を否認しているということです。

これについて、SMBC日興証券は「このたびの告発を重く受け止めている。お客さまをはじめ関係者にご迷惑ご心配をおかけし、心よりおわび申し上げるとともに、関係当局の捜査や調査に誠実に対応し、信頼回復に向け全社をあげて取り組んでいく」というコメントを発表しました。

#法律

d1021.hatenadiary.jp

#マーケット