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2017年に罷免された韓国のパク・クネ前大統領は、巨額の賄賂を受け取った収賄などの罪であわせて懲役22年の実刑判決が言い渡され、去年暮れに恩赦によって釈放されました。

事件の捜査を指揮していたのが検事だったユン・ソギョル次期大統領で、ユン氏は12日午後、南東部テグ(大邱)にあるパク氏の自宅を訪問し、およそ50分間にわたって面会しました。

非公開の面会のあと、ユン氏は「過去のことがあるので、残念な思い、心の中の申し訳ないという思いを伝えた」と述べました。

また、同席していた双方の関係者によりますと、ユン氏が来月10日に行われる就任式への出席を要請し、パク氏は出席できるよう努力すると応じたということです。

さらに、ユン氏がパク氏の業績を知らせ、名誉が回復されるようにするとしたのに対し、パク氏もユン氏を激励するなど、和やかな雰囲気だったということです。

パク氏の支持者などの間にはユン氏に対する不信感があるとされ、パク氏との関係修復を印象づけることで、新政権発足に向けて双方の支持基盤である保守勢力の結束を図るねらいがあるとみられます。

韓国のユン・ソギョル次期大統領は13日午後、新政権の閣僚候補8人の人事案を新たに発表しました。

このうち外相候補には、ベテラン国会議員で外交政策に詳しいパク・チン氏を指名すると発表しました。

パク氏は、アメリカのハーバード大学などのほか、日本にも留学経験がある当選4回の議員で、国会で外交分野の委員会の委員長などを歴任しています。

ユン氏はパク氏について「対米外交の戦略に精通している。韓国が国際社会で中心的な役割を果たすことに貢献すると判断した」と述べました。

パク氏は今月ユン氏がアメリカに派遣した代表団の団長を務め、アメリカ政府高官との会談後には日本との関係改善が必要だという考えを示していて、日米韓3か国の連携を重視する次期政権の立場を反映した人事とみられます。

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