パキスタン前首相 総選挙求め大規模デモや集会 緊張高まる #nhk_news https://t.co/YNA5De5xN1
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年5月18日
パキスタンでは与党議員の造反によって不信任案が議会で可決され、失職したカーン前首相が国内外の勢力の陰謀だなどと訴え、全国で抗議のデモや集会を行うよう支持者に呼びかけています。
18日、東部の都市グジュラーンワーラーには数万人の支持者が集まり、演説したカーン前首相は「国民が民主的に選んだ政権を、意にそぐわないというだけで排除する者たちがいる」と訴えました。
そして新政権を発足させたシャリフ首相に圧力をかけて早期の総選挙を実施させるため、今月中に首都に結集するよう全国の支持者たちに呼びかけました。
集会に参加した男性は「汚いやり方で退陣させられ許せない」とシャリフ政権を批判していたほか、支持者の女性は「次の選挙では絶対にカーン前首相を勝たせます」と話していました。
カーン前首相は人事を巡り軍との間であつれきが生じていたほか、ロシアに近づいたり中国寄りの政策をとったりしてアメリカとの関係が冷えきっていたと指摘されていますが、今も国民の間では高い人気を誇っていてパキスタンでは緊張が高まっています。
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