エルサレムでイスラエル極右支持者らが行進 衝突でけが人も #nhk_news https://t.co/yD4FBr0gnj
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年5月30日
イスラエルで29日は、過去の戦争でパレスチナが将来の国家の首都と位置づける東エルサレムを占領したことを記念する日にあたります。
イスラエル側の愛国心が高まるこの日、エルサレムではパレスチナ人の排斥などを訴える極右支持者らが、イスラエルの旗を掲げ「エルサレムはわれわれのものだ」などと叫びながら、旧市街にあるパレスチナ人が多く暮らすエリアなどを行進しました。
旧市街の周辺にはイスラエルの治安部隊およそ3000人が配備され、外部からのパレスチナ人の立ち入りを禁止したため、一部でイスラエルの治安部隊とパレスチナ人が衝突してけが人が出ました。
この行進をめぐっては、イスラエルとの武装闘争を掲げるイスラム組織ハマスなどがルートの変更を求めていましたが、強硬右派のベネット首相が率いるイスラエル政府は行進を予定どおり行うことを認めました。
去年はこうした行進がきっかけとなってハマスがロケット弾を発射し、これにイスラエル側が空爆で報復するなどして200人以上が死亡する軍事衝突につながったことから、今後のハマスの反応によっては暴力の応酬がエスカレートすることも懸念されます。
#中東