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#英王室

イギリスでは、新型コロナウイルスの厳しい規制が続く中、おととしや去年、首相官邸などでパーティーが開かれていた問題をめぐり、ジョンソン首相を含む80人以上が罰金を科されたほか、その後公表された政府の調査報告書も政権などの責任を厳しく指摘していて、ジョンソン首相に対する批判が高まっています。

与党・保守党は、ジョンソン氏を党首として信任できないという意向を伝えた下院議員が規定の数を超えたことから、6日夜、信任するかどうかを議員に問う投票を行いました。

投票は無記名で非公開で行われ、開票の結果、359人の下院議員のうち、ジョンソン首相を信任するとした議員が211人、信任しないとした議員が148人で、ジョンソン首相は過半数を確保し、信任されました。

ただ、ジョンソン首相をめぐっては、一連のパーティー疑惑のほか物価の高騰など市民の不満も根強く、先月上旬に行われた最新の世論調査では、ジョンソン首相が首相として「よくやっている」と答えた人は26%だったのに対し「よくやっていない」と回答した人は68%に上っています。

保守党のルールでは、信任投票を実施すれば、今後、1年間は再び実施することはできないとされています。

ジョンソン首相は、党首として信任されず首相を退任する事態には至らなかったものの、信任投票が行われたことで、さらなる求心力の低下は避けられないとみられます。

今回の結果を受けて、ジョンソン首相は、メディアの取材に応じ「今回の結果は政治にとっても国にとっても非常にいい結果だ。同僚の支持に感謝する」と述べました。

また「あまりにも長い間引きずってきたことに結論を出した」と述べ、パーティーをめぐる問題を受けて批判が高まる中にあっても党首としての一定の支持は得たと強調しました。

そのうえで、議会を解散して総選挙を行う考えはないとして「われわれは今こそ結束し、国民の優先事項に取り組むことができる」と述べ、引き続き政権運営を担う姿勢を示しました。

英国では、エリザベス女王の在位70年を記念する祝賀行事「プラチナジュビリー」が開催された週末4日間の多額の消費により、低迷している接客業や小売業の売り上げが後押しされた。

バークレイカード・ペイメンツによると、6月2日から5日までの期間にレストランでの支出が前年同期比41.5%増えた。

パブやバー、ナイトクラブでの支出は74.2%増え、娯楽も67.3%増、公共交通機関も38.8%増加した。バークレイズ側は、英国でクレジットカードやデビットカードで支払われる金額の3分の1近くを処理している。

英小売連合(BRC)とセンサーマティック・ソリューションズによると、今回の長い週末での入店者数は5月平均より6.9%増加した。

6月5日までの1週間の入店者数は、5月平均比で17.1%増。ピークは2日の45.6%増で、4日と5日には減少した。

BRCのヘレン・ディキンソン最高経営責任者(CEO)は「経済の混乱が続いているが、この勢いが持続することを望んでいる」と語った。

4つの業界団体による共同調査は先週、接客業がプラチナジュビリーの週末に20億ポンド(25億ドル)の恩恵を受けると予測した。

スーパーマーケットでも売り上げが急増したと見られる。だが、プラチナジュビリー関連の消費による押し上げ効果は短期間にとどまると予想されている。

#経済統計

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