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外務大臣は30日に行われるフィリピンのマルコス次期大統領の就任式に岸田総理大臣の特使として出席するためにマニラを訪れていて、29日は今のドゥテルテ大統領の娘で新政権で副大統領を務めるサラ氏と会談しました。

この中で林大臣は日本とフィリピンは共に海洋国家で価値観や利益を共有する戦略的パートナーだとして、自由で開かれたインド太平洋の実現のために具体的な協力を進めていきたいと呼びかけました。

そして両氏は東シナ海南シナ海での中国の動向を念頭に、法の支配に基づく海洋秩序の維持に向けて連携していくことを確認しました。

また両氏はロシアによるウクライナ侵攻を背景にした食料価格の高騰や、北朝鮮の核・ミサイル問題への対応などでも協力していくことで一致しました。

また林大臣は退任するドゥテルテ大統領とも会談し、これまで経済や防衛面など両国間の協力が進んだことに謝意を示し、政権移行後も一層連携を深めていきたいという考えを伝えました。

これに対しドゥテルテ大統領「日本は兄弟より近い友人だ」と述べ、退任後も関係強化に尽力したいという意向を示しました。

#東南アジア

東シナ海のガス田開発をめぐっては2008年に日中両政府が共同開発することで合意しましたが、関係する条約の締結交渉は中断したままで、中国が日中の中間線の中国側の海域で構造物を建設するなど一方的な開発を進めています。

こうした中、外務省は29日、同じ海域で中国が掘削などを行うための施設「海洋プラットフォーム」を新たに設置したことを海上自衛隊が確認したと発表しました。

この海域でのプラットフォームの設置は今回で16か所目となり、外務省はこれまでの日本側の度重なる抗議にも関わらず中国側が一方的に開発を続けていることは極めて遺憾だとして強く抗議しました。

そして2008年の合意に基づき、関係する条約の締結交渉の再開に速やかに応じるよう改めて求めました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

岸田総理大臣は今月26日からドイツ南部のエルマウで開かれたG7サミット=主要7か国首脳会議に出席し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や世界的な食料危機への対応をめぐって意見を交わしました。

この中では
▽ロシア産の金の輸入禁止などの追加制裁や
▽食料危機への対応としてウクライナや中東・アフリカ諸国に対しおよそ2億ドル、日本円にして270億円規模の拠出を行うことなどを表明しました。

また来年の広島でのサミットについて、5月19日から21日の日程で開催することを明らかにしました。

このあと岸田総理大臣はスペインのマドリードで開かれたNATO北大西洋条約機構の首脳会議に、日本の総理大臣として初めて出席しました。

この中ではヨーロッパとインド太平洋の安全保障は切り離せないという認識を共有するとともに、中国などへの対応を強めるためNATOとの具体的な協力内容を盛り込んだ新たな文書を取りまとめることを確認しました。

そして一連の日程を終え、岸田総理大臣は日本時間の30日午前2時半すぎ、政府専用機で現地をたち帰国の途につきました。

#反ロシア#対中露戦

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#外交・安全保障