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G20の外相会合に出席するためインドネシアのバリ島を訪れたロシアのラブロフ外相は7日、現地で中国の王毅外相と会談しました。

会談の冒頭でラブロフ外相は「より公正で民主的な世界秩序を形成するためには、ロシアと中国の建設的かつ戦略的な結び付きが重要だ」と述べ、両国関係の強化を訴えました。

そのうえで「欧米側は、国際情勢における特権的な地位と支配を維持しようと、攻撃的な対応をとっている。これとは対照的に、われわれの立場は、多くの国々に理解され、支持されている」と述べ、ウクライナ情勢をめぐってロシアへの制裁を強める欧米側に対抗する姿勢を強調しました。

ラブロフ外相は、G20の外相会合とは別に、現地で、中国やトルコ、それにブラジルや南アフリカなど新興国の外相と会談するとみられ、伝統的に友好関係にある国々との連携を確認しようとしています。

ロシアのリャプコフ外務次官は、ラブロフ外相とアメリカのブリンケン国務長官G20=主要20か国の外相会合にあわせて現地で会談を行うかどうか、7日、記者団に質問されたのに対して「何も予定されていない」と答えました。

そのうえで「現状を考えれば、われわれは大使館を通じた接触と、時々行われる電話会談で十分対応している」と述べ、会談が不可欠な状況ではないとの認識を示しました。

ブラジルのボルソナロ大統領は7日、欧米がロシアに課している経済制裁は機能していないと述べ、ロシアのプーチン大統領の発言に同調した。

「米国や欧州がロシアに課した経済的障壁は機能しなかった」と支持者に語り、プーチンウクライナ戦争に対する自身の立場は「均衡が取れている」と述べた。

その上で、こうした姿勢のおかげで国内農業部門に重要な肥料をロシアから入手できたと指摘。また、アマゾンの「主権」を巡るブラジルの懸念をロシアも共有していると述べた。

ボルソナロ大統領はアマゾンの熱帯雨林管理に対する他国からの批判について、主権を侵害するものだと批判してきた。

プーチン氏も7日、欧米の制裁が困難を招いたことは明らかだと語った。

ロシア当局者は7日、英国のジョンソン首相が辞任を表明したことについて、ロシアに対抗させるためにウクライナ武装させた「愚かな道化師」は正当な報いを受けたとし、歓迎する考えを示した。

ジョンソン首相は7日、辞任を表明。不祥事が続く中、与党保守党内でも求心力を失い、50人を超える閣僚が離反した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は、ジョンソン氏が辞任を表明する演説が始まる前に「ジョンソン氏はロシアを嫌い、ロシアも彼を嫌っている」と述べていた。

ウォロジン下院議長は、ジョンソン氏をウクライナをロシアに対抗させる主要なイデオロギー信奉者の1人で「欧州の指導者は、このような政策が行き着く先を考えるべきだ」とし、「道化師は去っていく」とやゆした。

ジョンソン首相はロシアのウクライナ侵攻前から、プーチン大統領への批判を繰り返していたほか、侵攻後はウクライナへの武器供与や対ロシア制裁強化など、ウクライナを支援する姿勢を全面的に打ち出した。

ロシア外務省のザハロワ報道官も、ジョンソン氏の失脚は政治的、イデオロギー的、経済的な危機によって引き裂かれた西側諸国の衰退の兆候と指摘。「ロシアを滅ぼそうとするなというのが教訓だ」とし、「ロシアを崩壊させることはできない」と語った。

また、ケリン駐英ロシア大使はロンドンでのインタビューで、ジョンソン氏について「国や国民、経済状況を置き去りにし、それがこの結果を招いた」と指摘した。「国民は高い物価や高い税金に苦しんでいる」とし「政府の約束は果たされていない」と語った。

さらに、ウォレス国防相やトラス外相はウクライナ情勢を理解していないと指摘した。

ロシアのプーチン大統領は7日、ロシアがウクライナでようやく本腰を入れつつあるとし、西側諸国が戦場でロシアを負かそうとするなら、歓迎すると表明した。同時に、和平交渉について依然オープンである考えも示した。

タカ派的な発言ではあるものの、ロシアとウクライナによる和平交渉が決裂して以降、プーチン大統領が外交に言及するのは初めて。

プーチン大統領は議会指導者へのテレビ演説で、戦場でロシアを倒したいと望むのであれば、「試すがよい。ウクライナ人が最後の1人となるまで、西側諸国がロシアと戦いたいということを何度も聞いている。ウクライナ市民にとっては悲劇だが、この方向に向かっているようだ」と語った。

ウクライナについては「われわれは、まだ何も本格的に始めていない」としつつも「われわれは和平交渉を拒否していない」とも主張。さらに「拒否する側は、交渉が長引くほど、ロシアとの交渉が難しくなることを認識すべきだ」とした。

また、欧米諸国による制裁が困難状況を作り出していることは明らかだが、欧米諸国が期待していたものでは全くないと述べた。

一方、ロシアとの和平交渉にあたっているウクライナ代表団のメンバー、ミハイロ・ポドリアック氏は、プーチン氏が言及した欧米諸国によるロシアに対する計画という考えを否定した。

「欧米諸国による集団的な計画などない。主権国家であるウクライナに侵入し、都市を砲撃し、市民を殺害したロシア軍の存在があるだけだ」と述べ「それ以外は全てプロパガンダだ。そのため、プーチン氏の『ウクライナ人が最後の1人となるまで戦争する』というマントラはロシアの意図的な大虐殺の新たな証拠だ」と述べた。

アメリカの女子プロバスケットボールのブリトニー・グライナー選手はことし2月17日、モスクワ郊外の空港での荷物検査でロシアでは違法に当たる薬物を所持していた疑いで拘束され、その後、麻薬密輸の罪で起訴されました。

ロシアの国営メディアによりますと、7日、モスクワ州で開かれた裁判でグライナー選手は罪を認めた一方「急いで荷造りをしていたので手荷物に入れてしまったが意図的ではなかった」と主張したということです。

グライナー選手が所持していたのは大麻由来のオイルなどで、アメリカのブリンケン国務長官は7日、ツイッターで「不当な拘束だ」と反発しました。

一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は今月1日「法律に従ったもので政治的な動機ではない」と述べているほか、ロシア外務省のリャプコフ次官も7日「必要な司法手続きが完了していないことは明らかだ」としています。

アメリカ政府はバイデン大統領からグライナー選手に手紙を届けたとしたうえで釈放に向けて全力を尽くすとしていて、両国の新たな火種となっています。

ロシア国防省は7日、ウクライナ東部のドネツク州やハルキウ州、南部のミコライウ州をミサイルで攻撃して兵器や弾薬庫などを破壊し、ウクライナ軍に奪還された黒海のズミイヌイ島に対してもミサイル攻撃を行ったと発表するなど各地で攻撃を続けています。

またドネツク州のキリレンコ知事は7日、クラマトルシクの中心部がロシア軍のミサイル攻撃を受けてこれまでに1人が死亡、6人がけがをしたと発表し、住民が巻き込まれる被害が相次いでいます。

こうしたロシア軍の動きについてイギリス国防省は7日に発表した分析で「ロシア側はドネツク州の最前線では激しい砲撃を続けているが、領土の掌握はわずかにとどまっていて部隊の再編を進めている」と指摘しました。

ロシア軍は東部ルハンシク州での戦闘が激しい消耗戦となったことから、ドネツク州の完全掌握に向けて当面は部隊を再編し、その後、本格的な攻勢に乗り出すとみられています。

ロシアのプーチン大統領は7日、クレムリンで開かれた会合でウクライナ東部2州について「ロシア政府は人々を助けるためにはあらゆる手を尽くす」と述べ、ロシア系住民の解放を名目に軍事侵攻を続ける考えを強調しました。

ロシア議会下院はウクライナでの作戦で兵器の修理や物資の供給に関する需要が短期的に増すとして、特定の企業に対して物資の提供を強制する法案の審議を進めていて、作戦の長期化に伴い経済面で軍事作戦を支える動きを強めています。

この法案についてイギリス国防省は採択される可能性が高いと分析したうえで「国民が神経質になる国家動員の宣言を正式に出すことを避け『特別軍事作戦』を支援するためとみられる」と指摘しています。

インドネシアのバリ島で7日から始まったG20の外相会合は8日、全体での議論が行われ、アメリカのブリンケン国務長官やロシアのラブロフ外相らが対面で参加しています。

議論はさきほど始まり、ウクライナ情勢をめぐって意見を交わしているとみられ、現地時間の午後からは世界的なエネルギー価格の高騰や懸念が高まる食料危機への対応などについて議論します。

食料価格の高騰について、欧米各国はロシアがウクライナの港を封鎖するなどして輸出を妨げていると非難している一方、ロシアは欧米による経済制裁が原因になっていると反発しています。

今回の会合では、7日行われた歓迎レセプションをG7=主要7か国が欠席したことが明らかになるなど、ウクライナ情勢をめぐる欧米各国とロシアとの対立がすでに表面化しています。

8日の全体での議論では、欧米各国とロシアとで主張が対立することも予想され、G20として事態の打開につながる方向性を打ち出せるかが焦点です。

中国の王毅外相は、G20外相会合が行われているインドネシアのバリ島で7日、インドのジャイシャンカル外相と会談しました。

中国外務省によりますと、この中で、王毅外相はロシアによるウクライナ侵攻への対応をめぐり「冷戦思考をあおり、陣営の対立をかきたてることに反対する。世界は、分裂ではなく団結を重視すべきで、必要なのは対立ではなく対話だ」と述べました。

さらにウクライナの危機を口実に一方的な制裁を乱用するのは、正当ではなく、合法でもない。国際貿易のルールにも反しており、ウクライナの危機をより拡大させている」と主張しロシアへの制裁を強める欧米側をけん制しました。

G20の外相会合の会場では、現地時間の8日午前9時半ごろから議長国を務めるインドネシアのルトノ外相が各国の外相を出迎えました。

ロシアのラブロフ外相が到着し、ルトノ外相と一緒に写真を撮影していた際には、取材をしていた海外の報道陣から「いつ戦争をやめるのか」と声が上がりました。

ラブロフ外相は何も答えず、写真撮影を終えると会場へと歩いて向かいました。

その後、声を上げた報道陣の1人はインドネシア政府の関係者によって、取材の場から出される事態となりました。

またG20のような国際会議では、出席者全員で集合写真を撮影することが通例となっていますが、8日は撮影はありませんでした。

インドネシア政府の関係者によりますと、ルトノ外相の指示で撮影を取りやめたということで、ロシアの出席に難色を示している欧米各国に配慮したとみられます。

中国の王毅外相は7日、インドネシアのバリ島で開幕した20カ国・地域(G20)外相会合に合わせてロシアのラブロフ外相と会談し、ウクライナ危機の平和的解決に資するあらゆる取り組みを支援すると伝えた。中国外務省が8日明らかにした。

中国とロシアは正常な交流を維持してさまざまな分野で協力を推進し、いかなる「干渉」も退けてきたとし、これは両国関係の「強靭性」と「戦略的決意」を示すものだと述べた。

ロシア国防省は7日、ウクライナ東部のドネツク州やハルキウ州など、各地をミサイルで攻撃し兵器や弾薬庫などを破壊したと発表しました。

ウクライナ当局によりますと、ドネツク州では1人が死亡し、ハルキウ州では3人が死亡したということで、住民が巻き込まれる被害が相次いでいます。

ハルキウ州で撮影された映像では、9階建ての集合住宅が黒く焼け焦げ、窓ガラスなどが壊れている様子や、救急隊が遺体を運ぶ姿が確認できます。

イギリス国防省は「ロシア側はドネツク州の最前線で激しい砲撃を続けているが、領土の掌握はわずかにとどまっていて、部隊の再編を進めている」と指摘し、さらなる攻撃の準備をしているとみられています。

こうした中、プーチン大統領は7日、クレムリンで開かれた議会幹部との会合で演説し「欧米側は、われわれを戦場で打ち負かそうとしているようだが、私が言えるのは『やってみたらいいだろう』ということだ」と述べ、ウクライナへの軍事支援を続ける欧米側をけん制しました。

そのうえでウクライナでは本格的には何も始まっていないことを知るべきだ」と述べ、攻勢を強める姿勢を示しました。

ロシア国防省は、ウクライナ東部ルハンシク州の全域を掌握したと宣言したあと、東部ドネツク州の完全掌握に軍事作戦の重点を移しています。

戦況を分析するイギリス国防省は8日、「ロシア軍の最前線からおよそ8キロ西にあるドネツク州のシベルシク方向に軍の装備を集中させているようだ」としたうえで、部隊の再編を行っていると指摘しています。

そのうえで、ロシア軍は今後、州内のウクライナ側の重要拠点、スロビャンシクとクラマトルシクの攻略に向け、ロシア側の最前線との間に位置するシベルシクが当面の戦術的な目標になる可能性があると分析しています。

一方、イギリス国防省は「南部ヘルソン州の南西部ではウクライナ軍が徐々に前進している」として、ウクライナ側が反撃する動きがみられると指摘していて、こう着状態が続いています。

こうした中、ロシアのプーチン大統領は7日、クレムリンで開かれた議会幹部との会合で演説し「欧米側は、われわれを戦場で打ち負かそうとしているようだが、私が言えるのは『やってみたらいいだろう』ということだ」と述べ、欧米側をけん制しました。

また、インドネシアで開かれているG20=主要20か国の外相会合に出席するロシアのラブロフ外相は8日、記者団に対し「欧米側が交渉ではなく、戦場でロシアを打ち負かそうとするのであれば、欧米側と何も話すことはない」と述べました。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日、プーチン大統領が内政や外交の基本方針を発表する年次教書演説について、ことしは秋に実施される可能性を示唆しました。

年次教書演説は、当初ことし3月に予定されていましたが、2月にウクライナへの軍事侵攻が始まったことを受けて、延期されていました。

演説が秋に延期される可能性が示唆されたことで、ロシアの一部メディアは、軍事侵攻は少なくとも秋まで続く可能性があるという見方を伝えています。

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