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#中村格

今月8日、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて死亡した事件で、警察は、奈良市に住む無職、山上徹也容疑者(41)を逮捕して殺人の疑いで捜査しています。

これまでの警察の調べで、山上容疑者は母親が多額の献金をしていた「世界平和統一家庭連合」=旧統一教会に恨みを募らせた末、事件を起こしたとみられています。

容疑者は、団体を批判するブログを運営している島根県の男性に対し、事件を起こすことを示唆する手紙を送ったとみられていますが、警察のその後の調べで、容疑者の自宅から押収されたパソコンに同じ内容の文書が保存されていたことがわかったということです。

文書の最終更新日時は事件の2日前の夜中だったということです。

容疑者は調べに対し、事件の前日に安倍元総理大臣の遊説が行われた岡山で手紙を投かんしたなどと供述しているということで、警察はこのころに襲撃を決意した可能性があるとみて調べています。

演説中に銃撃されて亡くなった安倍元総理大臣の葬儀をめぐり、岸田総理大臣は、自民党の役員会で、ことし秋に「国葬」で行う方針を説明し理解を求めたのに対し、党幹部からは、安倍氏の業績や国内外の評価を踏まえ、国葬が適切だという意見が相次ぎました。

この中で、岸田総理大臣は、安倍元総理大臣の葬儀について「内政・外交の大きな功績や、幅広い哀悼の意が表されていることに鑑み、この秋にいわゆる『国葬』を行うこととした。警備態勢を改めて強化するとともに、活発な弔問外交も予想されるのでしっかり準備していきたい」と理解を求めました。

これを受けて、麻生副総裁が「安倍氏の業績は国内外から高く評価されており、国葬は極めて正しい判断だという認識を共有したい」と述べ、茂木幹事長も「国葬がふさわしく、適切で、党も最大限、協力していきたい」と述べました。

一方、茂木氏は記者会見で、安倍氏国葬をめぐり、野党の一部から反対や懸念の声が出ていることについて「政府が閣議決定を根拠に国葬を行うことは法律上も全く問題ない。野党の皆さんが何を考えているかわからないが、国民の声や認識とかなりずれているのではないか」と指摘しました。

また茂木氏は、安倍氏の死去を受けて、先週11日から15日まで党本部の敷地内に設けた献花台と記帳台に、およそ1万8000人が訪れたことを明らかにしました。

安倍元総理大臣の実の弟の岸防衛大臣は、記者会見で「親族としては名誉なことだ。『国葬』という形で、粛々と行うということだと思う」と述べました。

一方、野党の一部から反対や懸念の声が出ていることについて「さまざまな意見があることは承知しており、最終的には岸田総理大臣の判断になると思う」と述べました。

また、岸大臣は、記者団から、安倍氏の死去が国家安全保障戦略の改定などに与える影響を問われたのに対し「安倍元総理大臣は一議員としても発言の影響力が大きかった。遺志を継いだ議員にバックアップしてもらえるのではないか」と述べました。

公明党の山口代表と岸田総理大臣は、総理大臣官邸で昼食をとりながら、およそ1時間会談しました。

この中で岸田総理大臣は、安倍元総理大臣の葬儀について、歴代最長となる総理大臣の在任期間中に内政・外交で大きな功績を残したなどとして「国葬」で行う方針を説明しました。

これに対し、山口氏は「決断を評価する」とした上で、できるだけ広く国内外から弔意が示されるような取り組みを期待したいと伝えました。

山口氏は記者団に対し「岸田総理大臣とは、国葬の大きな意義を広く国民に理解してもらった上で、成功裏に開催できるよう気を配っていこうと話をした」と述べました。

岸田総理大臣は、総理大臣官邸で、公明党の山口代表と昼食をとりながら、およそ1時間会談しました。

この中で岸田総理大臣は、安倍元総理大臣の葬儀について、歴代最長となる総理大臣の在任期間中に内政・外交で大きな功績を残したなどとして、「国葬」で行う方針を説明しました。

これに対し、山口氏は「決断を評価する」としたうえで、できるだけ広く国内外から弔意が示されるような取り組みを期待したいと伝えました。

山口氏は記者団に対し「岸田総理大臣とは、国葬の大きな意義を広く国民に理解してもらったうえで、成功裏に開催できるよう気を配っていこうと話をした」と述べました。

また、岸田総理大臣は、参議院選挙を受けて、参議院の新しい議長・副議長を決めるための臨時国会を来月3日に召集する方針を伝えました。

自民党内最大派閥の安倍派は、会長を務めていた安倍元総理大臣が演説中に銃撃されて亡くなったことを受けて、19日夕方、幹部や中堅・若手の代表らおよそ20人が党本部で会合を開き、今後の派閥の運営について協議しました。

この中では、安倍氏の遺志を継いで一致結束すべきだとして、当面、安倍派の名称は継続して後任の会長は置かず、現在の体制を維持するとともに、塩谷元文部科学大臣と下村前政務調査会長の2人の会長代理を軸に幹部が話し合いながら派閥を運営していく方針を確認しました。

そして、21日に派閥の総会を開き、こうした方針を正式に決定することになりました。

会合のあと、塩谷氏は記者団に対し「安倍氏あっての派閥であり、安倍氏が政治的にやり残したことをいかにまとめるかが大事なので、当面は『安倍派』とする必要がある。少なくとも国葬が済むまでは今の体制で進んでいく」と述べました。

参議院選挙で自民党が大勝したことについて、麻生副総裁は党の役員会で、1人区で野党の候補者が乱立したことが勝因の一つだと指摘したうえで、今後、立憲民主党などの支援組織である連合との関係を、より重視していくべきだという考えを示しました。

この中で自民党の麻生副総裁は、参議院選挙の勝因について「全国で32ある1人区での圧勝が大きい。その一因としては、野党が分裂し候補者が乱立したことも考えられる」と指摘しました。

そのうえで「今後、連合などとの関係をよく考えていく必要がある」と述べ、立憲民主党と国民民主党の最大の支援組織である連合との関係をより重視していくべきだという考えを示しました。

また、茂木幹事長は「東北や甲信越では、前回、前々回の参議院選挙では自民党が負け越したが、今回は完全に逆転した。国難ともいうべき状況に直面する中、国民から政治の安定という大きな力を与えていただき、期待にしっかりと応えていきたい」と述べました。

先の参議院選挙で、立憲民主党は改選前から6議席減らして17議席の獲得にとどまり、比例代表の得票では日本維新の会を100万票余り下回りました。

19日、選挙後初めての常任幹事会が開かれ、泉代表は「現有の議席を維持できず、おわび申し上げる。もっと多くの国民に希望や改革の可能性を感じてもらえるような党にすることなどの課題意識を持っており、党全体で立て直しを図っていきたい」と述べました。

出席者によりますと、このあと出席した議員から「責任をどれくらい本気で考えているのか」とか「大惨敗だったので執行部を一新すべきだ」などと、泉代表をはじめ執行部の責任を問う意見が相次ぎ、泉代表は「重く受け止める」と答えたということです。

泉代表はこれまで続投に意欲を示していて、今後、地方組織などからも意見を聞いて参議院選挙の総括をまとめることにしていますが、今後、どのように党を立て直していくかが焦点となります。

パソナグループは19日、取締役会長の竹中平蔵氏が取締役を退任すると発表した。8月19日開催の定時株主総会・取締役会を経て正式に決定する。

同社の広報担当者によると、本人から退任の申し出があった。今後、経営に直接関与はしないという。

竹中氏は小泉純一郎内閣時に経済財政政策担当相に就任。金融担当相、郵政民営化担当相、総務相などを歴任した。2009年8月からパソナグループ取締役会長を務めていた。

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