韓国大統領 「徴用」めぐる問題 資産「現金化」前の解決目指す #nhk_news https://t.co/jqCcQLbBgL
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月17日
ユン・ソンニョル大統領は17日、就任から100日を迎えたのに合わせて、大統領府で記者会見を行いました。
この中で、ユン大統領は冷え込んだ日本との関係について、ことし6月にNATO=北大西洋条約機構の首脳会議が行われたスペインで、岸田総理大臣とことばを交わしたことなどを挙げて「未来志向の関係の土台を作った。日本との関係を早く回復し発展させていく」と述べました。
そのうえで、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題について「日本が憂慮している主権問題と衝突せずに原告が補償を受けられる方法を深く考えている。私は肯定的に見ている」と述べ、日本企業の韓国国内にある資産が売却される「現金化」の前に問題を解決したいという姿勢を強調しました。
そして、歴史問題について「両国が未来志向の関係を強化する時、譲歩や理解を通じて、より早く円満に解決できると信じている」と述べました。
ユン大統領は17日の記者会見で、北朝鮮について「北の地域で力による現状変更は全く望んでいない。最も重要なのは持続可能な平和の定着だ」と述べるとともに、北朝鮮が核開発を中断する場合はアメリカとの関係正常化を支援する意向を表明しました。
また、15日の演説で北朝鮮が実質的な非核化に転換した場合に幅広い支援事業を段階的に行うとした提案について「議題をまず示せば向こうからの回答を待つことができるし、意味のある会談や対話が可能だ」として、北朝鮮側の反応に期待を示しました。
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