パレスチナ人記者死亡 “イスラエル軍銃撃の可能性” 調査結果 #nhk_news https://t.co/cjZMIDLSi0
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年9月6日
中東の衛星テレビ局アルジャジーラのパレスチナ人記者、シリーン・アブアークレさんはことし5月、ヨルダン川西岸地区のジェニンでイスラエル軍による武装したパレスチナ人への襲撃作戦を取材していたところ、頭部に銃撃を受け死亡しました。
これについて、イスラエル軍は5日、調査結果を公表し、「イスラエル軍による銃撃が、偶然当たった可能性が高い」と指摘し、記者はイスラエル軍による銃撃を受けて死亡した可能性が高いと結論づけました。
ただ、報告書では「銃撃はテロリストを無力化する意図で行われたものだ」と強調し、意図的なものではなかったと釈明しています。
ベテラン記者だったアブアークレさんは当時、報道機関と書かれた防弾チョッキやヘルメットを着用していて、パレスチナ側やアルジャジーラは現場の位置関係などから、一貫してイスラエル側の銃撃によるものだと主張し、国際的にも波紋を呼んでいました。
調査結果に対し、アブアークレさんの遺族は声明で、軍は責任を取ろうとしていないと非難したうえで、「今後もICC=国際刑事裁判所に捜査を求めるなどして、正義の実現を目指していく」と述べ、国際社会にさらなる対応を求めています。
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