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韓国軍は26日、定例の野外機動訓練の一環として、海兵隊などによる上陸訓練を公開し、北朝鮮の軍事的な挑発には断固として対応する姿勢を強調しました。

この訓練は28日まで行われる「護国訓練」と呼ばれる、韓国軍の定例の野外機動訓練の一環で、26日は南東部ポハン(浦項)の海岸で海兵隊や海軍などが参加して行われました。

訓練には、水陸両用の装甲車およそ40両、艦船およそ10隻などが参加し、敵地に上陸して目標の地域を押さえるという想定で行われ、沖合から装甲車が煙幕の中を進んで着岸すると、中から自動小銃などを手にした大勢の兵士が次々と飛び出してきました。

訓練に参加した韓国海兵隊の大佐は「訓練を通じて、いつ、いかなる状況でも即時に対応できる能力と態勢を備える」と話していました。

韓国軍は、今回の訓練について、北朝鮮の核・ミサイルなど多様な脅威を想定したものだと位置づけていて、今月19日にも、アメリカ軍とともに行った戦車などが川を渡る訓練を公開したばかりです。

北朝鮮は、ことし、過去に例のない頻度で弾道ミサイルなどの発射を行い、海上への砲撃も繰り返していて、韓国軍は訓練の公開を通じて、北朝鮮の軍事的な挑発には断固として対応する姿勢を強調しました。

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