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アメリカ商務省が16日に発表した先月の小売業の売上高は、6945億ドル、日本円でおよそ97兆円でした。

これは1%程度の増加を見込んでいた市場の予想を0.3ポイント上回りました。

内訳では
▽「ガソリンスタンド」の売り上げがガソリン価格の上昇にともなって4.1%増えたほか、
▽「外食」が1.6%、
▽「自動車・自動車部品」が1.3%、
▽「インターネット通販」が1.2%、それぞれ増加しました。

消費者が幅広い分野で購入を増やし、記録的なインフレと利上げが続く中でも、消費の堅調さを示す形になりました。

ただ、アメリカではインフレによって高額品などの購入が抑えられ、企業の間で例年、今月下旬から本格化する年末商戦を、前倒しする動きが広がっていると指摘されています。

このため今後、売り上げが落ち込む可能性もあり、今月以降の動向によっては、アメリカの景気減速への懸念がさらに高まることも予想されます。

#経済統計