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サウジアラビアが主導するOPEC石油輸出国機構と、ロシアなどの非加盟の産油国でつくるOPECプラスは4日、オンラインで会合を開き、今月以降の原油の生産量を協議します。

このところ原油価格は、下落傾向にあります。

欧米の急速な利上げや、ゼロコロナ政策のもと厳しい行動制限がとられている中国で経済の停滞が続いていることが背景にあります。

前回、10月の会合でOPECプラスは、原油価格を下支えするため原油の生産量を、1日当たり200万バレル減らすことを決めました。

今回の会合でさらに減産の規模を拡大するのか、現状維持とするのかが議論になりそうです。

EUヨーロッパ連合は、会合の翌日5日から、ロシア産原油の禁輸を開始するとともに、G7=主要7か国は、ロシア産原油の取引価格に上限を設けることを目指していますが、詳細が明らかになっていません。

こうした措置がどれくらい価格に影響するのか、産油国も見極めにくい状況となっていて、ロイター通信などは今回は生産量を変更する可能性が低いと伝えています。

国連食糧農業機関(FAO)が2日発表した11月の食料価格指数は135.7と、前月の135.9から小幅に低下した。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて3月に過去最高を記録したが、その後8カ月連続で低下している。

植物油、砂糖は値上がりしたが、穀物、肉類、乳製品が値下がりした。

11月には国連が仲介したウクライナ穀物輸出に関する合意が120日間延長され、黒海経由の輸出が戦争で混乱するとの懸念が和らいだ。

食料価格指数は前年同月の水準をわずかに0.3%上回る水準。ただ、歴史的には依然高水準で推移している。

FAOは2022年の世界の穀物生産を27億5600万トンと予測。昨年の推定生産量を2%下回り、3年ぶりの低水準となる見通し。

前月時点の予測は27億6400万トンだった。ウクライナのトウモロコシ生産見通しの低迷が下方修正の主因。戦争で収穫後の作業コストが高騰しているという。

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