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大手企業のこの冬のボーナスは、従業員1人当たりの平均で89万4000円と去年より7万3000円の大幅な増加となったことが経団連の調査で分かりました。

経団連によりますと、冬のボーナスの調査で平均金額が前の年を上回るのはコロナ禍の前の2019年以来、3年ぶりです。

また、前の年と比べた伸び率は8%を超え、今の形で集計をはじめた1981年以降では最大となります。

この冬のボーナスが大きく伸びた理由について経団連は、この春以降、コロナ禍に伴う行動制限がなくなり商業や鉄道などを中心に業績が回復したことが影響しているとみています。

冬のボーナスが従業員1人当たりの平均で去年まで2年連続10%以上落ち込んだ非製造業は、この冬は、16%余りの大幅な伸びとなっています。

今後の見通しについて経団連は「製造業、非製造業ともにコロナ禍から徐々に業績が回復しつつある。物価上昇への対応が求められる中で、来年の賃上げについても、前向きに検討してもらえるよう各社に呼びかけていきたい」としています。

経団連によると今回の調査では従業員500人以上の大手企業を対象とし、回答があった18業種、162社の結果を集計したということです。

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