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韓国大統領府は7日、次期駐日大使に国際政治学者で元国立外交院長のユン・ドンミン氏を起用すると発表しました。

ユン氏は62歳。

アメリカへの留学を経て、1991年に慶應義塾大学で博士号を取得し、日韓関係や外交・安全保障分野に精通した「知日派」として知られています。

パク・クネ(朴槿恵)政権下で、外務省傘下のシンクタンク、国立外交院のトップを務め、ことし3月の大統領選挙では「外交ブレーン」の1人としてユン・ソンニョル(尹錫悦)陣営に加わりました。

日本語が堪能で、ことし4月には大統領が就任を控えて日本に派遣した代表団の一員となり、岸田総理大臣に面会しました。

ユン氏は先月、NHKのインタビューで「日韓がひざを突き合わせて、両国の問題を解決する必要がある」と述べ、冷え込んだ日韓関係を放置してはならないという立場を示していて、両国関係の改善に向けて手腕が問われることになりそうです。

防衛省によりますと、北海道にある航空自衛隊千歳基地のF15戦闘機4機と青森県にあるアメリカ軍三沢基地のF16戦闘機2機が7日、訓練として日本海の上空で共同飛行を行ったということです。

それぞれの基地では7日午後2時から3時ごろにかけて、戦闘機が相次いで飛び立つ様子が確認できました。

防衛省は5日、北朝鮮の3か所以上から少なくとも6発の弾道ミサイルが発射されたと発表していて、この発射に対し、日米が連携して対抗措置をとったとみられます。

また、自衛隊機とアメリカ軍機による共同飛行は、5月25日、北朝鮮弾道ミサイルを発射したあとにも行われています。

5日のミサイル発射のあと、自衛隊アメリカ軍は対抗措置とみられる共同訓練も行っていて、かつてない高い頻度でミサイルの発射を繰り返す北朝鮮を強くけん制するねらいがあるとみられます。

防衛省は、今回の共同飛行を撮影した映像を公開しました。

映像は40秒ほどで、航空自衛隊のF15戦闘機とアメリカ軍のF16戦闘機が編隊を組んで飛行している様子が確認できます。

また、韓国軍の合同参謀本部は、アメリカと韓国の空軍の戦闘機合わせて20機が7日、朝鮮半島西側の黄海の上空を編隊を組んで飛行し、敵の脅威に対応するための共同訓練を行ったと発表しました。
韓国側からは精密誘導兵器を装着した最新鋭のステルス戦闘機、F35AやF15K戦闘機など16機が、アメリカ側からはF16戦闘機4機が、それぞれ参加したということです。

韓国軍は「北のいかなる挑発にも迅速かつ正確に対応できる能力と意志を示した」としたうえで、北朝鮮による追加の挑発に備えて確固たる態勢を維持していると強調しています。

米韓両軍は、今月4日までの3日間、原子力空母を投入した海軍の共同訓練を4年7か月ぶりに行いました。

さらに6日、北朝鮮が前日に発射した短距離弾道ミサイルと同じ数の8発の地対地ミサイルを日本海に向けて発射したばかりで、相次ぐ弾道ミサイルの発射に続き近く7回目の核実験に踏み切る可能性がある北朝鮮を重ねてけん制しました。

一方、ソウルでは7日、アメリカのシャーマン国務副長官が、韓国のチョ・ヒョンドン(趙賢東)第1外務次官と会談し、抑止力や防衛態勢を強化することや、日本を含めた3か国の協力の重要性を確認しました。

会談のあと、シャーマン副長官は、北朝鮮が核実験を行った場合について「迅速で強力な対応をとる。世界の安全を大きく揺るがすもので、日米韓だけでなく、全世界が厳しく対応するだろう」と述べ、北朝鮮に対し、強く警告しました。

韓国の脱北者団体が7日明らかにしたところによりますと、5日夜、韓国北部のポチョン(抱川)から20個の大型の風船を使って、マスク2万枚、解熱剤1万5000錠、ビタミン剤3万錠を北朝鮮に向けて飛ばしたということです。

北朝鮮では、新型コロナによるとみられる発熱者が相次いでいて、この団体は「苦しむ同胞を助けるためだ」と強調する一方、北朝鮮指導部が、ワクチンの提供などの支援に向けた協議を呼びかけようとした韓国政府を無視して、弾道ミサイルの発射を繰り返していることなどを批判しました。

この団体は、これまでもキム・ジョンウン金正恩)総書記を批判するビラを風船につけて繰り返し飛ばしていて、2年前には、南北融和の象徴とされた共同連絡事務所を、北朝鮮が爆破するきっかけとなりました。

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