東海沖 海底地震観測システム障害は海底ケーブル損傷が原因か #nhk_news https://t.co/rDzUBSxjgN
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年12月27日
気象庁によりますと、静岡県から三重県の沖合の海底に設置している地震計と水圧計が一体となった観測システムは、今月16日から障害が発生し、すべてのデータが受信できない状態となっています。
その原因を調べたところ、静岡県の御前崎の沖合およそ4キロ付近で、電力の供給やデータの伝送を行うための海底ケーブルが損傷している可能性が高いことが分かりました。
損傷の原因は分からず、今後、復旧に向けた対応を進めることにしていますが、具体的なめどは立っていないということです。
このためデータが来ない状態は当面続き、観測点の周辺で地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が最大13秒ほど遅くなるほか、沖合で観測された津波の情報が一部で発表できなくなる可能性があるということです。
気象庁は「南海トラフの地震活動などを検知するうえで重要なシステムだと認識しているので、早期の復旧に向けて準備を進めたい」と話しています。
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