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パラグアイのアブド・ベニテス大統領は14日から台湾を訪問中で、蔡総統が16日に台北の総統府前で歓迎式典を開きました。

蔡総統は「今回の訪問交流を機に、両国が引き続き協力を強化し、コロナ後の経済の繁栄をともに打ち立てるよう期待する」と述べました。

これに対しアブド・ベニテス大統領は、パラグアイが台湾から受けている技術協力や医療支援などに感謝の気持ちを示したうえで「国際情勢が揺れ動く中、パラグアイと台湾が、協力関係の強化に向けて努力し続けることが一層求められる」と応じました。

パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係をもつ国ですが、4月に予定される大統領選挙に野党連合から立候補するアレグレ氏が、ロイター通信のインタビューで「当選したら台湾と断交し、中国と国交を結ぶ」と発言しています。

16日は両首脳が関係の維持と強化を確認しましたが、アブド・ベニテス大統領は選挙後に退任することになっていて、中国が経済力などをてこに中南米でも影響力を強めている中、台湾がパラグアイとの外交関係を守れるか注目されます。

#巴台(関係強化)

中国の習近平国家主席とイランのライシ大統領は16日、イランの核開発計画を巡って停滞している国際合意に不可欠だとして、同国に対する制裁を解除するよう呼びかけた。

3日間にわたるライシ氏の中国公式訪問の最終日に共同声明を発表。両首脳は2015年のイラン核合意の履行を求め、「完全かつ効果的な履行を促進するため、検証可能な形で関連する全ての制裁を全面解除すべき」と述べた。

両国は、制裁の解除とイランの経済的利益の確保が合意の重要な要素であることを強調。さらに「外部勢力によるイランへの内政干渉やイランの安全と安定を損なうことに中国は断固反対する」とした。

習氏はライシ氏の招待を受け入れ、適切な時期にイランを訪問する。

両首脳はこのほか、電子商取引や農業の促進を含むいくつかのイニシアチブを策定した。

#中イラン(共同声明)

アメリカ議会下院は今月9日、アメリカ本土の上空を横断した中国の気球について「あからさまな主権の侵害だ」と、非難する決議を全会一致で採択しました。

これに対し、中国の全人代全国人民代表大会の外事委員会は16日、声明を発表し「アメリカ議会下院の決議は『中国の脅威』を意図的に誇張している」として、強い非難と断固とした反対を表明しました。

声明では「民間の無人飛行船がアメリカの領空に迷い込んだ」と、改めて主張したうえで「アメリカは武力行使にこだわり、国際法の精神と国際慣例に著しく違反した」と、指摘しています。

さらに、アメリカこそがほかの国への監視活動を行ってきたと強調し「アメリカ議会は中国を中傷する誤ったやり方を直ちにやめ、事態のエスカレーションにつながる行動をとらないよう強く求める」と、主張しました。

中国側は外務省の報道官が記者会見で連日、アメリカ側の主張に反論していて、今回の声明もアメリカの動きをけん制するねらいがあるとみられます。

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#米中(気球) 

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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