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ニューヨーク・タイムズは先週、バイデン政権の複数の高官の話として、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐるアメリカ政府の機密文書が流出し、SNS上で拡散していると伝えました。

これについて、ニューヨーク・タイムズは9日までに、流出した機密文書の中には、アメリカが同盟国、韓国の政府内の通信を傍受していたことを示唆する文書も含まれていたと、新たに報じました。

韓国政府はウクライナへの支援にあたる一方で、殺傷能力のある武器は供与しない立場をとっています。

ニューヨーク・タイムズによりますと、アメリカ政府は韓国の前の国家安保室長ら政府高官のやりとりなどを傍受し、韓国側がバイデン大統領からウクライナに砲弾を提供するよう直接要請されるのを懸念していたことを、把握していたということです。

韓国のユン・ソンニョル大統領は、今月下旬アメリカを訪れてバイデン大統領と首脳会談を行うことになっていますが、今回の報道について韓国大統領府の関係者は9日、記者団に対して「アメリカ側と必要な協議を行う予定だ」と述べるにとどまっています。

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#ウクライナ軍事支援(アメリカ・機密文書・韓国)

ウクライナでは去年10月以降、電力施設を標的にしたロシアによる攻撃が繰り返され、冬の間、人々は停電や暖房の供給停止など厳しい生活を余儀なくされました。

ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は8日、SNSで国際社会の支援も得ながら各地で被害を受けた電力施設の復旧が進み、余剰電力を輸出できるまで回復したと明らかにしました。

国内への供給を優先しながら、電力インフラの完全な再建に必要な財源を確保するため周辺国への電力輸出の再開を決めたということです。

イギリス国防省は8日「電力システムに深刻な打撃を与えようという試みは失敗に終わった可能性が高い」と指摘したほか、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は8日「ロシアは電力インフラを劣化させる企てを諦めたようだ」と分析しています。

ウクライナ国営の電力会社「ウクルエネルゴ」は8日、この半年間で1200発以上のミサイルや無人機の攻撃を受け、このうちおよそ250発が命中し、主要な送電網の43%が損傷したと発表しました。

そして、これまでに損傷した送電網のほとんどを復旧させたとし「寒さが最も厳しい6か月間で敵は電気と暖房を奪おうとしたが、われわれはこの企てを打ち砕いた」とアピールしています。

首都キーウは去年10月以降、ロシア軍によるミサイルなどの攻撃を繰り返し受け一時は深刻な電力不足に見舞われましたが、ウクライナのエネルギー省は被害を受けた電力施設などの復旧が進んだことで、およそ2か月間は計画停電は実施されていないとしています。

地元メディアによりますと、電気で走るトロリーバスも、ことし2月中旬から完全に運行を再開していて、9日も多くの市民が利用する様子がみられました。

また、大型商業施設では一時、外壁に取り付けられた広告用の巨大なスクリーンの使用が控えられていましたが、今は再開されています。

市民に話を聞くと44歳の女性は「一時期は停電があったり、節電を求められたり、大変でしたが、今は何の問題もありません。私たちはロシアに負けなかったし、これからも立ち向かう準備ができています」と話していました。

一方、61歳の男性は「電力の復旧はよい知らせですがロシア軍にまだ占拠されているザポリージャ原子力発電所を早く取り戻すなどして、ウクライナが本来、持っている力をもっと発揮できるようになってほしいです」と話していました。

#ウクライナインフラ攻撃(電力復旧)

ウクライナのゼレンスキー大統領は公開した動画で「悪は必ず負けると確信している。悪の敗北をわれわれの手で引き寄せなければならないし、今まさにそれを成し遂げようとしている」と述べ、徹底抗戦の姿勢を改めて強調しました。

こうした中、ウクライナ政府は、冬の間、ロシアの攻撃を受けた電力施設の復旧が進み、余剰電力を輸出できるまで回復したと明らかにしました。

ウクライナ国営の電力会社「ウクルエネルゴ」によりますと、この半年間で1200発以上のミサイルや無人機の攻撃を受け、このうちおよそ250発が命中し、主要な送電網の43%が損傷したということですが、これまでにほとんどを復旧させたとしています。

イギリス国防省は8日「電力システムに深刻な打撃を与えようという試みは失敗に終わった可能性が高い」と指摘したほか、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は8日「ロシアは電力インフラを劣化させる企てを諦めたようだ」と分析しています。

#ウクライナインフラ攻撃(電力復旧)

ロシア連邦統計局が7日に発表したデータによると、2022年第4・四半期の国内経済は前年同期比2.7%縮小した。

通年では2.1%のマイナス成長だった。ロシアのウクライナ侵攻に伴う欧米諸国の制裁や昨年9月下旬のプーチン大統領による部分動員発令が影響した。

連邦統計局の改定データによると、22年第1・四半期の成長率は3%。第2・四半期、第3・四半期は4.5%、3.5%それぞれ縮小した。

#経済統計(ロシア・成長率)

ウクライナ参謀本部の9日の発表によると、ロシア軍は東部ドネツク州の都市バフムトとアブデーフカを中心とする前線で攻撃を続けている。ウクライナ軍は過去24時間に40回以上の攻撃を退けた。

ロシア軍はバフムトを数カ月間包囲しており、1年以上続く戦闘で最も長い戦いとなっている。

ウクライナ当局によると、ロシア軍は南東部ザポロジエの住宅地を攻撃し、50歳の男性とその娘(11)が死亡した。ゼレンスキー大統領は9日夜のビデオ演説で、正教会の「枝の主日Palm Sunday)」にロシア軍がザポロジエを攻撃したことを強く批判した。

ロシア国防省は、ザポロジエ近郊で7万トンの燃料を保管する倉庫を破壊したと発表。また、ザポロジエとドネツクで、ミサイル、弾薬、大砲を保管するウクライナ軍の倉庫を破壊したとしている。

ウクライナ東部軍司令部の報道官は国営放送で「敵はどんな犠牲を払ってでも、われわれの都市要塞を奪おうとしている」と述べた上で「非常に困難な状況だが、われわれはまだ状況をコントロールできている。敵を抑え込み、最大限のダメージを与えている」などと語った。

#ウクライナ戦況(東部ドネツク州バフムト)
#ウクライナ戦況(東部ドネツク州アブデーフカ)
#ウクライナ戦況(南部ザポリージャザポリージャ


ウクライナ軍地上部隊の司令官は10日、東部ドネツク州の要衝バフムトについて、ロシア軍が「焦土戦術」に切り替え、空爆や砲撃で建物や拠点を破壊していると述べた。

軍のメディアセンターによると、同司令官はウクライナ軍によるバフムトの防衛は続いていると発言。「状況は困難だが、制御可能だ」と述べた。

同司令官によると、ロシアの民間軍事会社ワグネルは「疲弊」しており、ロシア軍はバフムトへの攻撃を支援するため、特殊部隊と空挺攻撃部隊を投入している。

ロイターは事実関係を確認できなかった。

#ウクライナ戦況(東部ドネツク州バフムト)

#核戦争(アメリカ・トランプ)

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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