G7科学技術相会合 共同声明採択 「オープン・サイエンス」推進 #nhk_news https://t.co/gKKGv1duZD
— NHKニュース (@nhk_news) May 13, 2023
仙台市で開かれていたG7=主要7か国の科学技術相会合は、各国の研究データを社会全体で共有する「オープン・サイエンス」の推進を確認した一方、中国を念頭に不当な軍事流用への懸念などを盛り込んだ共同声明を採択しました。
12日から開かれているG7の科学技術相会合は13日、議論の成果をまとめた共同声明を採択しました。
声明では、各国の研究データや学術論文を社会全体で共有する「オープン・サイエンス」の推進を確認した一方、中国を念頭に不当に軍事流用されている現状に懸念を示しました。
また、地球温暖化に関する北極での海洋観測をめぐって、ロシアや中国が北極海への海洋進出を強めていることを念頭に「信頼、尊重、相互利益に基づく長期的な研究関係を通じ、実施されなければならない」と指摘しました。
さらに、科学研究や国家安全保障などで重要な役割を担う宇宙空間の安全な利用に向けて宇宙ごみを減らす取り組みで各国が連携するとしています。
議長を務めた高市科学技術担当大臣は、記者会見で「グローバルな課題を解決するために大変有意義な会合だった。今後、G7各国と協力し、価値観を共有する国々と研究成果の共有や公開を進め、安心して研究協力ができる環境づくりを進めていく」と述べました。
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