スーダン準軍事組織、警察部隊の主要拠点占拠と主張 装備品入手 https://t.co/NvlrvXzeRO
— ロイター (@ReutersJapan) June 26, 2023
スーダンの準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は25日、正規軍が戦闘に投入している重装備の警察部隊の主要拠点を占拠したと明らかにした。
RSFは首都ハルツーム南部にある「中央予備警察(CRP)」の大規模拠点を完全掌握したと表明し、戦闘員が施設内で祝う様子や倉庫から弾薬の入った箱を取り出す映像を投稿。トラック160台、装甲兵員輸送車75両、戦車27両を入手したと明らかにした。
ロイターはRSFの声明や映像の信頼性を確認できていない。軍や警察は現時点でコメントしていない。
正規軍はここ数週間、地上での戦闘にCRPを投入。CRPは過去に複数の地方で戦闘部隊として動員され、2021年のクーデターに対する抗議デモへの対応にも当たった。米国は昨年、デモ隊への過剰な武力行使を理由にCRPを制裁対象に指定した。
首都ハルツームや近郊のバーリ、オムドゥルマンでは24日夜から戦闘が激化。西部ダルフール地方の最大都市ニヤラでも暴力の急増が報告されている。
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