行政法でも個別法研究は手厚いところと手薄なところがかなり偏っている気がする。自分も手広くやっているほうではないのでブーメランだけど、意見書を頼まれたので調べてみたら先行研究が何十年も前の判例評釈一つしかないとかザラにある。 https://t.co/igOpbJTqCa
— Yukio Okitsu (@yukio_okitsu) July 16, 2023
個別法は所管官庁や立案担当者の解説書が出ているものはもちろん参照するが、これがあまり解釈論的ではないことも多い。法律を作る立場と使う立場は違うのだと思わされる。
— Yukio Okitsu (@yukio_okitsu) July 16, 2023
研究者の行う個別法研究も、政策論・制度論・外国法の観点からのものはあっても、解釈論的なものが多くなかったりする。解釈論的とは、当該制度を適用した場合に生じうる法律問題を系統的または類型的に検討するといったイメージだけど、先行研究の(少)ない個別法でこれができる人は多くない。
— Yukio Okitsu (@yukio_okitsu) July 16, 2023
そこへ行くと何十年も前から個別法の解釈論的研究の必要を訴え続け、自分でも実践してきたのが阿部泰隆先生なのだと思う。最近阿部先生の先駆性や偉大さが(頭では前からわかっていたつもりだが)実感として理解できるようになった気がする。
— Yukio Okitsu (@yukio_okitsu) July 16, 2023
#興津征雄(個別法の解釈論的研究)
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