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21日のニューヨーク債券市場では長期金利の指標となる10年ものの国債の利回りが一時、4.35%まで上昇し、2007年11月以来、15年9か月ぶりの高い水準となりました。

アメリカでは7月の小売統計や住宅着工件数が市場の予想を大きく上回るなど強い経済指標が相次いで発表されています。

市場では経済成長が続くことでインフレが再び加速する可能性があるとしてFRBが年内に追加の利上げを行うという観測も出ています。

このため長期金利の上昇傾向が続いていて21日のニューヨーク外国為替市場では円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが出て円相場は一時、146円台前半まで値下がりしました。

市場関係者は「パウエル議長が今月25日に行う金融政策に関するシンポジウムでの講演で、景気の現状や追加の利上げについてどのような発言をするかに関心が集まっている」と話しています。

#米国債(10年・利回り・一時4.35%まで上昇・約15年ぶり水準)

IPO申請
ソフトバンクグループ傘下の半導体設計会社、英アームは新規株式公開(IPO)を米当局に申請した。米国市場のIPOとしては今年最大規模になる見通しで、約2年にわたり低迷する株式市場の追い風となりそうだ。アームはナスダックへの上場を申請した。ティッカーシンボルは「ARM」。現在、抱えている債務はないとしている。株式売却の仮条件については開示しなかった。

認知症薬承認へ
エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、厚生労働省で21日に開かれた専門家会議は承認を了承した。今後、加藤勝信厚労大臣の承認を経て、アルツハイマー病の進行を緩やかにする国内初の薬になる。レカネマブは早期のアルツハイマー病患者を対象にした新薬で、臨床試験では病気の進行速度を27%緩やかにする効果が確認された。米国では7月上旬に国内に先駆けて治療薬として正式承認されていた。

米株見通し割れる
週ベースで3週続落した米国株の見通しについて、ウォール街の著名ストラテジスト2人の意見が対立している。根強い弱気派として知られるモルガン・スタンレーマイケル・ウィルソン氏は、投資家が「景気回復力の持続可能性に疑問を持ち始めている」場合、センチメントはさらに弱まる可能性が高いと言う。株式投資家はソフトランディング(軟着陸)を楽観視し過ぎているとの立場だ。一方、ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏は、景気が軟着陸に向かうのであれば、投資家が株式へのエクスポージャーをさらに増やす余地があると指摘。「市場環境の改善が続けば」ヘッジファンド投資信託、個人トレーダーはすべて強気ポジションを積み増やすだろうと説明した。

TIPS買い推奨
米銀ウェルズ・ファーゴのストラテジストは、10年物インフレ連動国債(TIPS)利回りが2009年以来初めて2%を突破したことを受けて、買いの好機との認識を示した。同行のアンジェロ・マノラトス、マイク・シューマッハー両氏は「ロングデュレーションで最も妙味が大きい」とし、「米金融当局は利上げ終了か、あと25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げにとどめると当社では予想している」と述べた。同行の分析によると、直近3回のサイクル(2000年、06年、18年)では、最後の利上げから3カ月で10年物実質利回りが平均で26bp低下し、6カ月では39bp低下した。

拡大路線Uターン
米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは4年前に取得した投資助言事業の売却を模索している。幅広い顧客の資産運用を目指してデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が力を入れた戦略が、また一つ白紙に戻される。ゴールドマンが売却を検討しているのはパーソナル・ファイナンシャル・マネジメント部門。同行が2019年に7億5000万ドル(現在のレートで約1100億円)で買収した米投資助言会社ユナイテッド・キャピタルを基に発展し、現在は約290億ドルの資産を運用する。ユナイテッド・キャピタルの買収は、超富裕層以外にも収入源の拡大を図ろうとソロモン氏が立てた計画の一環だった。

ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アームは21日、米ナスダック市場での新規株式公開(IPO)を米証券取引委員会(SEC)に申請したと発表した。今年の米IPOとして最大規模になる見通し。

アームは来月にも上場する準備を進めている。今年の米IPOとして最大規模になる見通し。発行株式数や公開価格は明らかにしていない。

ロイターは先に、ソフトバンクGがアームIPOで約10%の株式を売却する計画で、600億─700億ドルの評価額を目指していると報じた。

アームは当初、IPOで80億─100億ドルを調達する計画だったが、ソフトバンクGがビジョン・ファンドから直接保有していないアーム株25%を取得したことを受け、調達額は下がる見通し。ソフトバンクGは21日の提出文書でビジョン・ファンドとの取引を確認した。

アームのIPOを巡りロイターは、アマゾン・ドット・コムやエヌビディアなどがアンカー投資家になる方向で協議したと報じている。

アームはIPO申請書類で、今年3月末までの通期の売上高が1%減少したことを明らかにした。

通期売上高は、世界的なスマートフォン出荷台数の低迷が響き、26億8000万ドルに落ち込んだ。4─6月期の売上高は2.5%減の6億7500万ドルだった。

IPOの主幹事はゴールドマン・サックス、JPモルガン、バークレイズ、みずほが務める。

アームはティッカーシンボル「ARM」でナスダック市場に上場する見通しとしている。

ソフトバンクグループ傘下のイギリスの半導体開発会社「Arm」は、アメリカのナスダック市場に株式を上場する計画を発表しました。

9月中に上場するものとみられます。

上場時の時価総額は、600億ドル以上、日本円にして8兆円を超える規模にのぼると見られていて、アメリカでことし最大規模の上場となる見通しです。

市場に売り出す株式は一部にとどまり、ソフトバンクグループが株式の多くを引き続き保有する方針です。

ソフトバンクグループは、AI=人工知能の分野で今後、高い成長が期待されるとして、Armの事業を中核にビジネスの拡大を目指します。

一方、会社はこれまで、投資先の中国のアリババグループの株式を担保に資金を調達してきましたが、ことし6月末までにほぼすべての株式を売却したことから、今後は、保有するArmの株式を新たな資金調達の手段としても活用するものとみられます。

孫正義社長は、ことし6月の株主総会で、「買収後には大枚をはたいてお金をドブに捨てたと言っていた人もいるが、いよいよArmは爆発的な成長期に入った」と述べ、今後の会社の成長性に強い期待を示していました。

#ソフトバンク(英半導体開発会社「Arm」・ナスダック上場へ)

米金融情報サービス大手ブルームバーグマイケル・ブルームバーグ創業者兼最高経営責任者(CEO)は社内メモで、最高プロダクト責任者を務めるブラド・クリアチコ氏をCEOに指名する人事を発表した。ロイターがメモを確認した。

取締役会も一新し、イングランド銀行(英中銀)のマーク・カーニー前総裁を議長に起用することも分かった。

カーニー氏は現在、国連の気候変動問題担当特使を務めており、ブルームバーグ氏はカーニー氏とともに気候変動対策向けの資金調達に取り組む意向を明らかにした。

1981年にブルームバーグを創業したブルームバーグ氏はメモで、「私はどこにも行かない」とし、同社にとどまる考えを示した。同氏は2002─13年にニューヨーク市長を務めた後、14年からブルームバーグのCEOを務めていた。20年の米大統領選の民主党候補指名争いにも出馬した。

#ブルームバーグ(取締役会議長・イングランド銀行マーク・カーニー前総裁=国連気候変動問題担当特使・起用)

#日本国債(10年・利回り・0.665%まで上昇・9年7か月ぶり水準)

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