https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

総務省によりますと、東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は、今月中旬時点の速報値で、2020年の平均を100として105.3となり、去年8月の102.4から、2.8%の上昇となりました。

上昇率は、先月の3.0%から0.2ポイント縮小しました。

上昇率の縮小は、燃料価格の下落による「電気代」や「都市ガス代」の値下がりなどが主な要因です。

このうち「電気代」は去年の同じ月と比べて22.3%下落し、下落幅は、先月より5.6ポイント拡大しました。

一方「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月より8.9%上昇しました。

上昇率は、先月より0.1ポイント縮小しましたが、高い水準が続いています。

品目別にみると、食料品では
▽「プリン」が38.6%
▽「卵」が31.9%
▽「あんパン」が16.7%
▽「乾燥スープ」が14.7%値上がりしています。

このほか、食料品以外では
▽「宿泊料」が18.1%
▽「トイレットペーパー」が15.5%上昇しています。

また、生鮮食品とエネルギーを除いた指数は先月と同じ、4.0%の上昇でした。

東京23区の指数は全国に先立って公表されるため、先行指標として注目されています。

今月の全国の指数は来月22日に公表されます。

総務省が25日に公表した8月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は105.3と、前年同月比2.8%上昇した。7月の3.0%から伸び率が縮小し、昨年9月以来の2%台となった。燃料価格の下落が波及して電気代や都市ガス代のマイナス幅が一段と拡大し、コアCPIの伸び鈍化につながった。

ロイターがまとめた民間予測、同2.9%上昇を下回る伸び率となった。

エネルギー価格は15.9%下落。前月の11.9%下落から下落率が拡大し、2016年5月以来の下落率。電気代は22.3%下落し、比較可能な1971年1月以降で最大の下落率となったほか、都市ガス代は14.0%下落で16年9月以来の下落率。半面、ガソリンは9.1%上昇で前月の1.6%上昇を大きく上回った。補助金の引き下げや円安が押し上げ要因。

生鮮食品を除く食料は8.9%上昇で前月の9.0%上昇から伸びが鈍化した。

一方、宿泊料は18.1%上昇で、前月の15.1%上昇を上回り、21年12月以来の伸び率だった。全国旅行支援の影響がほぼ剥落し、宿泊需要の高まりや人件費の上昇が押し上げる構図が鮮明になった。

8月の総合指数は前年同月比2.9%上昇。伸び率は前月より鈍化して、こちらも昨年9月以来の2%台。財、サービス別では財価格が4.0%上昇で前月より伸び率が縮小する一方、サービス価格は2.0%上昇で1998年3月以来、消費税率引き上げの影響を除けば94年3月以来の伸び率となった。

生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は4.0%上昇で、前月と伸び率は変わらなかった。

<全国コアCPIも伸び率縮小へ>

都区部コアCPIの伸び率が2%台に鈍化したことで、8月の全国コアCPIの伸び率も鈍化するとの予想がエコノミストの間で出ている。UBS証券の栗原剛次席エコノミストは8月の全国コアCPIが前年同月比2.9%上昇と、7月の3.1%上昇から減速すると予想。先行き「インフレ減速の局面になる」とし、エネルギーや食品の下方圧力で今年12月には2.4%まで下がるとみている。

栗原氏は、目先の焦点は政府の電気・ガス価格激変緩和対策の行方だと指摘。「もし延長となれば今年の第4・四半期はさらに(コアCPIが)減速するが、この緩和対策は一時的なもの」とし、対策が延長されれば来年の第4・四半期にその反動が出るため「緩和対策の内容次第だが、来年第4・四半期まで2%台で推移する可能性も捨てきれなくなってくる」とみている。

政府の電気・ガス価格激変緩和対策により、8月都区部CPIは0.92%ポイント押し下げられた。

d1021.hatenadiary.jp

#経済統計(日本・東京23区消費者物価指数

日本ショッピングセンター(SC)協会が25日発表した7月のSC既存店売上高は前年比12.7%増となった。

7月は、地域イベントによる外出機運の高まりや、インバウンド客増加などの影響により来館数が増えた。また猛暑による夏物商材の高稼働もあり、前年比2桁の伸びとなった。2019年と比較すると総合で+0.3%となり、コロナ禍前を上回った。

業種別にみると、「ファッション」はサマーセールの開催や連日の猛暑により、夏物商材が高稼働した。「雑貨」は外出機運の高まりにより旅行用品が好調だった。また、冷感グッズなどの暑さ対策商品や日傘、サングラスなどの紫外線対策商品も高稼働した。「飲食」は旅行客やイベント帰りの来館者が多く、立地や地域を問わず好調だった。

#経済統計(日本・SC既存店売上高)