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総務省によりますと、東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は、今月中旬時点の速報値で、2020年の平均を100として106となり、去年10月の103.2から2.7%の上昇となりました。

上昇率は先月の2.5%から0.2ポイント上がり、4か月ぶりに拡大しました。

これは今月の請求分から政府の負担軽減策による補助金が半減したことで「電気代」や「都市ガス代」の下落幅が縮小したことが主な要因です。

また「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月より7.3%上昇しました。

上昇率は先月より1.2ポイント縮小しましたが、高い水準が続いています。

品目別にみると、食料品では「プリン」が37.6%、「牛乳」が22.2%、「乾燥スープ」が20.3%、「調理パン」が17.6%上がっています。

このほか、食料品以外では「宿泊料」が42.8%、「トイレットペーパー」が16.1%、「タクシー代」が14.4%上昇しています。

総務省は、政府の電気代と都市ガス代の負担軽減策で、生鮮食品を除いた指数は0.45ポイント押し下げられ、これがなければ上昇率は3.2%程度になったと試算しています。

東京23区の指数は全国に先立って公表されるため先行指標として注目されています。

今月の全国の指数は来月24日に公表されます。

#経済統計(日本・東京23区消費者物価指数・10月速報値・去年同月比2.7%上昇)