焼豚と玉子の炒飯
いま、あちこちで「再開発」が話題になっている。かつてのバブル期を思わせる。
私はシナリオを読むのが好きである。ノベライズなんかされるより、シナリオのままの方が絶対いい。自分の頭の中にドラマの映像が生き生きと立ち上がるからだ。
夕食は卵とベーコンと小松菜の炒め、明太子、豆腐とオクラ、玉ねぎの味噌汁、ごはん。
柿
自分は純恋に嫌われないように努力してきたが、好きになってもらおうと努力して来なかった。本当に好きになってもらうためには自分の中の負の感情も全部見せなくちゃいけないけれど、自分はそんなことをしたらきっと嫌われると思って、ずっといい人を演じて来た。結局、ただそれだけの、物足りない人になってしまった。純恋は初めて椿の心の奥からの声を聞いた思いがしただろう。
自己分析能力は高いが、いつもこんな風にそれを言語化して相手に話していたら、「めんどくさいやつ」と思われるに違いない。だから椿はそういうことを話すのは、初めて行って二度と行くことのない美容室のスタッフとか、街角の喫煙コーナーでたまたま居合わせた赤の他人に限られていた。
いまゼミ論に取り組んでいるゼミ生たちも、ネットから何かそれっぽい調査データを見つけてきて、それにそれっぽい(ありきたりな)解釈を施すよりも、こうした作品に触れて、自分の頭で一生懸命考えたことを言語化する努力をしてほしい。
#大久保孝治(松下洸平「本当に好きになってもらうためには自分の中の負の感情も全部見せなくちゃいけない」・「こうした作品に触れて、自分の頭で一生懸命考えたことを言語化する努力をしてほしい」
#食事#おやつ