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日本とASEAN東南アジア諸国連合の防衛相会合はジャカルタで開かれ、木原防衛大臣はオンラインで参加しました。

この中で木原大臣は、中国が海洋進出の動きを強めていることを念頭に、「東シナ海南シナ海を含め、国際社会は力による一方的な現状変更の試みに直面している。経済的威圧などを通じた影響力の広がりも見られ、安全保障環境は厳しさと複雑さを増している」と指摘しました。

そのうえで、力や威圧による一方的な現状変更を許さない安全保障環境をつくるため、防衛装備品などを提供する新たな枠組みOSAなどを活用し、日本とASEANで防衛協力を継続・拡充するなど、協力関係を新たな段階に進める必要があると訴えました。

また、木原大臣は日本が進める防衛力の抜本的強化について、「専守防衛のもとで行うものであり、他国に脅威を与えるような軍事力を持つことは意図していない」と説明し、理解を求めました。

これに対しASEAN側からも、緊密に連携し、日本が地域の平和と安定に重要な役割を果たすことに期待が示されたということです。

#日本ASEAN防衛相会合(木原防衛相「力や威圧による一方的な現状変更を許さない安全保障環境をつくるため、防衛装備品などを提供する新たな枠組みOSAなどを活用し、日本とASEANで防衛協力を継続・拡充するなど、協力関係を新たな段階に進める必要がある」「専守防衛のもとで行うものであり、他国に脅威を与えるような軍事力を持つことは意図していない」)

#外交・安全保障

インドネシアの首都ジャカルタでは16日、ASEANの加盟国に関係8か国を加えた拡大国防相会議が開かれました。

アメリカと中国が国防相会談の再開に合意するなか、会議にはアメリカのオースティン国防長官と中国からは統合参謀部の景建峰副参謀長が顔をそろえ、日本の宮澤防衛副大臣やロシアのフォミン国防次官も出席しました。

会議後に会見したインドネシアのプラボウォ国防相は、一部の加盟国と中国が領有権を争っている南シナ海情勢について議論したとして、「誤解や、意図せずに起きる事案を防ぐため、行動規範を策定する努力を続ける。緊張を高めたくない」と述べて、南シナ海での紛争防止のためのルール策定を進めることを確認したとしています。

また、ガザ地区で人道危機が深まる状況について、イスラム教徒が多いインドネシアやマレーシアなど、複数の国が懸念を示したということで、プラボウォ国防相は「影響力を持つすべての国に対し、罪のない人々への行動を即座に止めるよう影響力を行使してほしいと求めた」と強調しました。

#ASEAN(拡大国防相会議・オースティン国防長官/中国統合参謀部景建峰副参謀長/宮澤防衛副大臣/露フォミン国防次官・尼プラボウォ国防相は「南シナ海情勢について議論した」「誤解や、意図せずに起きる事案を防ぐため、行動規範を策定する努力を続ける。緊張を高めたくない」)

アメリカとフィリピンの海兵隊は、今月、フィリピン各地で合同訓練を行っていて、このうち、16日は南シナ海に近い南部のパラワン島で訓練の様子を公開しました。

訓練は敵国による海からの侵攻を想定して浜辺で行われ、両軍からおよそ100人が参加しました。

アメリ海兵隊が小型の無人機を海上に飛ばして敵の艦船を探知すると、位置や映像などの情報共有を受けたフィリピン海兵隊は水陸両用車などで迎え撃つ手順を確認していました。

アメリカとフィリピンは15日、オースティン国防長官とテオドロ国防相が訪問先のインドネシアで会談し、機密性の高い軍事情報を即時に共有できるよう、軍事情報包括保護協定=GSOMIAの締結を急ぐことを確認するなど、両軍の情報共有を一層深める方針で一致しています。

フィリピン海兵隊の司令官は訓練の手応えについて「アメリカ側は長い間、この種の活動をしてきたので、技術、戦術、手順で学ぶべきところが多いにあった」と話しました。

#米比(合同訓練・米海兵隊・迎撃訓練公開)
#米比(オースティン国防長官・テオドロ国防相・機密性の高い軍事情報を即時に共有できるよう軍事情報包括保護協定=GSOMIAの締結を急ぐことを確認)

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#米比(合同訓練・米海兵隊・日韓英・2700人余り)

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オースティン長官は来月11月にインドネシアの首都ジャカルタで開かれるASEAN東南アジア諸国連合の拡大国防相会議に参加すると表明しました。

#米比(オースティン国防長官「アメリカは条約によってフィリピン軍の船などを防衛する義務がある」・テオドロ国防相

ミャンマーでは、おととしのクーデター以降、実権を握る軍に対して、先月末から民主派勢力を支援する3つの少数民族武装勢力が、東部シャン州で一斉に攻撃を始め一部の町や軍の施設を支配下におさめました。

こうした中、民主派勢力の組織「国民統一政府」によりますと、シャン州と中国の国境近くで12日、軍の兵士とその家族、およそ260人が投降したということです。

さらに東部カヤー州でも15日、軍が駐屯していた大学で30人余りの兵士が呼びかけに応じて投降したとしています。

国民統一政府は11日に発表した声明で「われわれの戦いは10月以降、さらに大きなうねりとなった。歴史的な一里塚となった」と軍への攻撃の成果を強調しています。

一方、軍の報道官は15日、国営メディアで「いくつかの軍事施設では、兵士とその家族が民主派勢力からの攻撃に反撃し続けている」と述べ、攻勢にさらされていることを認めました。

ミャンマー軍は、各地で戦闘に直面していて、相次ぐ兵士の投降でクーデター後初めて軍の統制の乱れが露呈した形です。

民主派司令官 “今回の一斉攻撃 退陣促す軍内部への圧力にも”
少数民族武装勢力と連携して南東部カレン州で軍と戦闘を行っている民主派の武装勢力のマウン・サウン・カー司令官は、11月8日にオンラインでNHKとのインタビューに応じました。

この中で司令官は「今回の一斉攻撃はミャンマー軍の部隊に相当の心理的プレッシャーを与え、ミン・アウン・フライン司令官に退陣を促す軍内部への圧力にもなっている。長期的に、軍の立場と安定を揺るがすことになるかもしれない」と話し、クーデター後のミャンマー情勢の転換点になりうるという見方を示しました。

#ミャンマーミャンマー 軍兵士投降相次ぐ・民主派勢力攻勢で)

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#ミャンマー(先月末から・3つの少数民族武装勢力・東部シャン州・一斉に攻撃・軍の施設などおよそ150か所占拠・ミン・スエ暫定大統領「もし軍が事態に対応しないのであれば、ミャンマーは分裂することになるだろう」)

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#東南アジア