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米中首脳
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は、約1年ぶりとなる対面での会談を開始した。バイデン氏は会談の冒頭で「われわれは競争が争いに発展しないようにしなければならない。責任を持って管理する必要がある」と発言。一方、習主席は米中関係は「世界で最も重要な二国間関係だ」とし、「両国のような大国にとって、互いに背を向けるという選択肢はない」と指摘。「一方が他方を変えることは非現実的であり、対立や衝突は双方にとって耐え難い結果をもたらす」と話した。

2020年以来の低下幅
10月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.5%低下。低下幅は2020年4月以来の大きさとなり、インフレ圧力が経済全般で和らぎつつある兆候が新たに示された。主にガソリン価格の下落が寄与。市場予想は0.1%上昇だった。前年同月比では1.3%上昇(市場予想は1.9%上昇)。食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比横ばい。前年同月比では2.4%上昇と、21年1月以来の小幅な上昇率にとどまった。

予想ほど落ち込まず
10月の米小売売上高は前月比0.1%減と、市場予想(0.3%減)ほど落ち込まなかった。9月分は0.9%増(速報値0.7%増)に上方修正された。13項目のうち7つでマイナスとなり、中でも家具と自動車ディーラーの減少が目立った。半面、パーソナルケアと食料品店は増加した。国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は0.2%増加。10-12月(第4四半期)がまずまずの滑り出しとなっていることを示唆した。

スターリンクIPO観測
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは急成長を遂げる衛星通信事業スターリンクについて、早ければ2024年後半の新規株式公開(IPO)を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。スターリンクの資産を完全子会社に移し、最終的にはIPOを通じたスピンオフを予定しているという。最終決定はされておらず、スペースXがスターリンクを引き続き保持する可能性もある。上場が2025年に延期される可能性もあると関係者は語った。

別のアクティビストも
アクティビスト(物言う株主)の米バリューアクト・キャピタルは、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの株式を大量に取得した。部外秘の情報を理由に匿名で関係者が明らかにした。業界の歴史的な変化と闘うディズニーに物言う株主の圧力が強まっている。消費者の娯楽はテレビや映画館を離れ、動画配信に変わってきており、ディズニーは変化への対応を迫られている。別の著名アクティビストであるネルソン・ペルツ氏も、自身のトライアン・ファンド・マネジメントを通じてディズニーへの出資比率を高め、取締役会に複数の取締役を送り込もうとしている。

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